【最新版】五黄土星の基本性格と2023年の吉方位を解説

体験・エッセイ

古代中国から伝わる九星気学では、9つの本命星ごとに相性の良い九星と、悪い九星が五行説から決まってします。そして相性の良い九星がいる方位が吉方位となります。

吉方位へ移動することで、自分と相性の良い運気を得ることができ、結果、運気が上昇するといわれているのです。

本記事では、各九星の基準となる中央に位置し、五の数字を与えられている五黄土星(ごおうどせい)について、性格的な特徴や吉方位・凶方位、2023年の運勢を紹介します。2023年の運勢や吉方位・凶方位、気になる開運方法もわかりやすく解説しています。

もう半年が過ぎちゃったのでは? と思ったかもしれませんが、ご安心ください。九星気学での1年は2月4日からとなります。

なのでまだ運勢は先の話になります。

「今年の後半に引っ越しをする予定だけど、どこが吉方位か知りたい」「2023年の後半を最高のものにしたいしたい!」

という五黄土星の方は必見の記事です。ぜひ最後までご覧ください。

九星気学の五黄土星とは?

九星気学は、古代中国から伝わる占術。生まれた年をもとに基本的な性格や吉方位、1年の運勢を占います。五黄土星は、1941年、1950年、1959年、1968年、1977年、1986年、1995年、2004年、2013年、2022年生まれの方が該当します。

注意! 九星気学では1年の始まりは2月の立春となります。そのため、1月1日〜2月3日(立春)が誕生日の方は前年を生まれた年として換算してください。

五黄土星とは、宇宙を9つに分けたうちの中央部に位置することから、帝王の素質を持っているとされています。この場合の帝王とは「良い事も悪い事も生み出す存在」という意味合いで使われています。なので性格は強気だけれども物腰は柔らかいという、リーダーシップが自然と備わっている人が多いです。逆に一歩間違うと、独占欲が強くなったり、粗暴な性格になってしまいます。

ざっくりとしたイメージ(象意)では、帝王・中心・支配・争い・生と死・創造など。バラバラになっている物事を一度まとめ(中心・支配)、必要なものを残し(生と死)、新しいことを初めて従わせる(帝王・争い・創造)という意味合いです。必要なものを残す時、再編成を行うときは、どうしても何かを無に帰すような、破壊的な部分が強く出てしまいます。この意味が強く出た場合は、発展的なリーダーという事にはなりません。

また、リーダーシップではなく、学者や研究者のような、何か一つの物事に集中して取り組むという人もいます。なので五黄土星全てがリーダーになるわけではありません。

本人に自覚はあまりありませんが、ドラマチックな人生を歩む人、障害が降りかかるも勇敢に超えていく人など、波乱万丈な人生を辿りやすいのも五黄土星ならではの特徴です。

五黄土星の吉方位と凶方位

吉方位とは「自分の本命星と相性の良い星がある方位」を意味します。

この星は毎年、毎月、毎日ごとに変わっているので、必ずこの方角が吉方位になるという事はないので、注意してください。

五黄土星の相性の良い九星は以下の通りです。

二黒土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星

そして凶方位とは「誰にとっても悪い方位」と「自分だけに相性が悪い方位」があります。

相性が悪い九星が入っている場合も凶方位とする説がありますが、正しくは「自分に直接的に変化を促す運気を得る」方位なので、一概に凶とは言えません。

そして五黄土星の人は吉方位が一番多い代わりに、凶方位が最も少ない生まれの人です。

これだけ聞くと良いように思えますが、落とし穴があります。それは「凶方位の影響は、他の九星に比べて、必ず2倍以上になる」のです。

なので、一度凶方位に行くと、人一倍運が悪くなってしまうので、注意が必要です。

五黄土星の凶方位は以下の通りです。

凶方位:五黄土星・五黄土星の正反対にある方位「破」が入っている方位・定位対冲

上記の種類を基に、毎年毎月毎日の吉方位は変化していきます。そのため毎年決まった方角が吉方位ではないということを覚えておきましょう。

五黄土星の2023年吉方位

五黄土星の吉方位は、2023年全体でいうと北東・東・南です。月によっては他の方位も吉方位になる場合もありますので、引っ越しや旅行をされる場合は、必ず吉方位アプリでお調べいただいてから移動されるのをお勧めいたします。

北東の吉方位効果

北東は八白土星と同じ意味を持つので、変化や革命、新しいスタートを意味します。

さらに今年は七赤金星という恋愛運や結婚運に良い九星が入っているため、恋愛関係での変化が期待できます。今恋人がいない方は、素敵な良縁に恵まれる可能性も。出会う方は前述の通り、落ち着いていて芯が強い人でしょう。恋人がいたり、結婚されている方は、お相手や家族の仲がより一層深まるでしょう。

七赤金星は恋愛運と金運アップの九星です。東北の吉方位効果と合わさると

「仕事や恋愛など全ての分野で成果が上がり、ステップアップすることができる。日々の生活が楽しくなり、人生に潤いが得られる」

という結果になります。詳しくは松平兼幸先生解説の方位解説をご覧ください。

北東+七赤金星は「潤い」の吉方位!東北+七赤金星の効果と注意点

ただし、吉方位か凶方位かは、年だけではなく月ごとにも変わります。

北東が吉方位になる月「4月」「5月」「6月」「9月」「24年1月」です。

北東に3泊4日以上の旅行だったら吉となる「3月」「10月」「12月」です。

これ以外の月だと、北東は凶方位になってしまいます。年盤は吉なのですが、月盤が凶方位となってしまうと、やはり悪いことが起こってしまいます。選べるのであれば吉となる月、難しければ吉でも凶でもない月に吉方旅行をなさってください。

また、ご自宅から見てどこが北東になるのかは、吉方位検索システムでお調べください。

東の吉方位効果

今年の東は、「仕事運や転職運」を上昇させる方角です。東の方位効果は、基本的に「最新情報を得る事が出来る」「知的好奇心が沸き上がる」という意味があります。勉強熱心になり、活動的、行動的になるでしょう。

これに加えて年盤で二黒土星が入っています。二黒土星は「地道な努力を続ける事が出来るようになる」エネルギーがあります。これが東と合わさると

「これまで上手くいかないで、やる気が出なかった人がやる気を持てるようになり、新しい事にチャレンジする気力がわいてくる」

「新しい事を知りたいという知的好奇心が高まり、学びきるまで勉強を続ける忍耐力や持続力も手に入り、最終的に成功する」

という結果になります。詳しくは松平兼幸先生監修の「東+二黒土星は「一陽来復」の吉方位!」をご覧ください。

東が吉方位になる月2月・6月・8月・10月・11月です。

東に3泊4日以上の旅行だったら吉となる月4月・5月・24年1月です。

これ以外の月だと、東は凶方位になってしまいます。年盤は吉なのですが、月盤が凶方位となってしまうと、やはり悪いことが起こってしまいます。選べるのであれば吉となる月、難しければ血でも凶でもない月に吉方旅行をなさってください。

また、ご自宅から見てどこが東になるのかは、吉方位検索システムでお調べください。

南の吉方位効果

今年の南は「才能開花」「美容運アップ」の方角。南の方位効果は基本的に美・才能開花・光明です。「火」は「日」であり、「明るい光」を意味します。暗闇に明るい光が当たり、見えていなかった物事や才能がわかります。

明るい光が自分だけに当たっている状態を一般的には「スポットライトを浴びる」と言います。スポットライトを浴びたら「目立つ」ことになりますし、目立つ状況になるなら、それに相応しい姿に変わるため「美」となります。

これに八白土星が加わると、実績を積み上げることができるようになります。詳しくは松平兼幸先生監修の「南+八白土星」は「名実共に得る」の吉方位!」をご覧ください。

南が吉方位になる月は2月・3月・5月・6月・7月・8月となります

南に3泊4日以上の旅行だったら吉となる月11月

これ以外の月だと、南は凶方位になってしまいます。年盤は吉なのですが、月盤が凶方位となってしまうと、やはり悪いことが起こってしまいます。選べるのであれば吉となる月、難しければ血でも凶でもない月に吉方旅行をなさってください。

また、ご自宅から見てどこが南になるのかは、吉方位検索システムでお調べください。

吉方位は、良い運気をもたらす効果があります。「最近、何もかもうまくいかない……」とお悩みの方は、吉方位である東と南の方位へ行動することで、良い運気を得られるでしょう。

五黄土星の2023年の運勢

2023年の五黄土星の運勢は、どうなのでしょうか?

「恋愛運」「仕事運」「金運」の3つに分けて、2023年の運勢を解説します。

五黄土星の2023年の「恋愛運」は・・・

五黄土星の2023年の恋愛運は好調です。

一緒にいて落ち着けるとか、遠慮なく話をすることができるなど、友人や家族的な人との縁ができやすくなるでしょう。

燃えるような恋愛になるよりも、一緒に目標を設定し、達成する過程で、信頼関係を築いて仲良くなっていくという恋愛です。

お相手は年上の人だったり、上司だったりと、自分より何かしかが「上」の人との出会いがあります。もしかしたら年齢は下でも、「才能」が自分より上の人かもしれません。その場合は五黄土星の傲慢さを出さず、素直に首を垂れるのが吉です。

23年の後半の運気は絶好調です。ずっと上がり調子で、前半の苦労や損失を取り返すことができるようになるでしょう。

五黄土星の2023年の「仕事運」は・・・

出世だったり、地位が上がったりして、成功する良い運気の年です。

これまで培ってきた人脈を活かし、物事を成功させる立場に就くことができるでしょう。フリーランスなど、個人事業を行なっている人は、組織に所属するとか、協会に所属するとか、場合によっては起業に誘われるなどの出来事が起こるでしょう。

その場合、小売業などの事業よりも、研究職とか、広報・マーケティング・SNSなど、情報関係の仕事の方がお勧めです。

五黄土星の2023年の「金運」は・・・

無駄遣いが抑えられる年になるでしょう。これまで衝動買いをしていたのが、急に我慢ができるようになります。

我慢しやすくなるためには、具体的に「いついつまでに、これだけのお金を貯めて、貯めたお金で投資をするぞ」と目標を決めると吉です。

投資と言いましたが、投資関係も運が強いです。もちろん、何も考えずに買ってしまうのはいけません。投資が良いという理由は「長時間かけてお金を増やすことができる」という意味であり、「どんな投資商品を買っても儲けることができる」という意味ではありませんのでご注意ください。

今年の五黄土星は「無駄な出費を減らせる」ようになります。そして貯めたお金を何に使うかまで決めれば、さらに貯めやすくなりますので、お試しください。

五黄土星の基本性格

五黄土星の基本的な性格として、無自覚のうちに自分自身を最優先に考える癖があります。

例えば、話をする時には「わかる〜。私もこういうことがあってね・・・」と、自分の体験談の話に無意識に変えてしまう場合があります。理由は「自分に起こった出来事について話す方が、嘘偽りなく話すことができるから」というパターンが特に多いです。これが結果的に「自分自身を最優先」に当たってしまいます。

これが仕事などで集団をまとめる場合に、リーダーシップを発揮できることにつながるのですが、行きすぎると自己主張が強く、支配的なタイプだなといわれてしまいます。また同じタイプの五黄土星が一緒にいたら、ぶつかり合ったりすることもあるでしょう。

しかし、自分の体験談を話すのは、相手の気持ちを理解しようと考えているからです。相手の苦しみを察して、同じような苦しみを自分も味わったことがないか思い出し、思い出せたらその体験を話して

「私もあなたと同じように苦しんだことがあるから、あなたの気持ちがわかりますよ」

と伝えようとしているのです。これが良い方に出れば、情に厚い・カリスマ性がある・注目を集めるなどのメリットになるのです。伝え方や捉え方で変わってしまうため、人付き合いは個性的なものになりそうです。

五黄土星は恋にのめり込むというよりも、マイペースに人生を歩んでいき、自分だけのライフスタイルや世界観を大事にする人生を好みます。なので相手にも同様の環境を提供しようとして、結果的に積極的でないと思われる場合があります。

相手のことを思わないということではなく、相手も自由であってほしいという思いから、一歩引きがちになります。逆に、なんとしても一緒になりたいという、支配的な面が表に出たら、とにかく相手を手に入れようと、積極的に行動をします。

または、プライドが高い方は恋愛を無理にする必要はないと考える場合もあります。

五黄土星と各九星の相性

五黄土星との相性が良い九星は、二黒土星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。同じ五黄土星とは衝突に注意が必要ですが、個性的かつ自分を大事にする者同士がうまく行くと、相乗効果で最高の結果を生むことになります。

五黄土星以外に相性の良い九星は、いずれも五黄土星の個性を認めてくれて、補ってくれる特徴をもっています。お互いに楽しさを分かち合い、価値観を共有するなどして意気投合できそうです。

相性があまり良いとはいえない一白水星・三碧木星・四緑木星は、価値観の違いや主張のすれ違いが起きやすい可能性があります。とはいえ五黄土星自身が自分の長所・短所をしっかりと見極めて適度な距離感を保っていれば、これらの九星ともうまく関係を維持していけるでしょう。

五黄土星の開運方法

2023年の五黄土星は、出世などで人と関わり合いになることが多くなります。特に10月から24年2月までは上り調子のため、ますます多くの人の気持ちを理解し、コミュニケーションを取る必要があるでしょう。

周囲をよく見渡して、自分の考えが全て正しいということはなく、実際には考える以上にいろいろなタイプの人がいることを把握し、それぞれに対応した人付き合いを行う必要があります。そのためにも、自分の個性や主張を押し付けすぎない工夫が必要で、自分の長所・短所を把握できれば、さらに調和が取りやすくなります。

自分が支配的になっていないかどうかは、自覚しにくいものです。なので、過去に失敗したことがあれば、辛いですが思い出してみて、どうしてこうなったのかを考えましょう。そして「わからない」となった部分が「自覚しにくい欠点」になります。

自分で反省するのが難しければ、他人に客観的な評価をしてもらったりするのも良いでしょう。新たな自分の一面が見えてきたら、開運のスタートです。

人に邪魔されない世界観やライフスタイルを貫く五黄土星の方は「こうしなければならない」「私ならこうする」といった主張を下げて、外からの風を取り入れるのもおすすめです。

アップダウンが多く波乱万丈な人生を歩んでいる人ほど、自己流や我欲を抑えつつ、制御するすべを身につけていくことでバランスが整い、理想的な展開へと繋げられる可能性があります。

まとめ リーダー気質を活かしつつ調和を図る

いかがでしたか? 本記事では九星気学における「五黄土星」の吉方位や凶方位、2023年の運勢について説明しました。

五黄土星はリーダーシップがありマイペース、個性派な印象が強いタイプです。九星の中で中心部に位置するため周囲の注目を浴びたり、まわりの良いところを取り入れたりする才能がある方も少なくありません。

しかしワンマンになりすぎないこと、マイペースを抑えて制御や調和を図ることで、さらにより良い結果が目指せます。2023年の凶方位は、歳破は西、五黄殺・本命殺は北西、暗剣殺・本命的殺は南東、定位対冲は北です。10月以降の運勢は上り調子のため、どんどん行動していきましょう。

吉方位は年や月毎に変化をしますので、正しい方位を把握することがとても重要です。手軽に吉方位を知りたい方は、吉方位検索システムがおすすめです。

会員登録をして住所と生年月日を入力するだけで、ご自分の吉方位がすぐにわかります。旅行や引っ越しの際に役立てることができますので、ぜひ活用してください。

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監修 松平兼幸

この記事の監修者

西谷 泰人
手相家、方位学者、作曲家、ライフコンサルタント

略歴
ニューヨーク在住時、ABCラジオ「ニシタニショー」で毎週土曜夜、ゲストの著名人の手相や方位の鑑定を行い、好評を博す。現在、鑑定は東京・高円寺で行っている。著作の手相書は25か国以上で翻訳刊行されている。 これまでの鑑定総数は、国内外の著名人を含め8万人を超える。
自らアメリカに渡米し方位学の影響を確かめるほか、多くの著名人の行動、そして8万人の鑑定を通じ、40年以上方位学研究を行っている。
西谷泰人公式サイト

主な著書
「的中手相術」(創文)
「世界一の開運法! 吉方旅行と引っ越し」(創文)
「365日吉方位で開運! 日帰りおでかけ&吉方旅行」(日本文芸社)

YouTubeチャンネル
開運手相チャンネル全動画 西谷泰人 ニシタニショー

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