【最新版】七赤金星の吉方位はどこ?基本性格や2023年の運勢について

体験・エッセイ

古代中国から伝わる九星気学では、9つの本命星ごとに相性の良い九星と、悪い九星が五行説から決まってします。そして相性の良い九星がいる方位が吉方位となります。

吉方位へ移動することで、自分と相性の良い運気を得ることができ、結果、運気が上昇するといわれているのです。

本記事では、西の方角に位置する七赤金星(しちせききんせい)についてご紹介します。2023年の運勢や吉方位・凶方位、気になる開運方法もわかりやすく解説しています。

もう半年が過ぎちゃったのでは? と思ったかもしれませんが、ご安心ください。九星気学での1年は2月4日からとなります。

なので9月はまだ、九星気学では半年なのです。

「今年の後半に引っ越しをする予定だけど、どこが吉方位か知りたい」「2023年の後半を最高のものにしたいしたい!」

という七赤金星の方は必見の記事です。ぜひ最後までご覧ください。

九星気学の七赤金星とは?

九星気学は、古代中国から伝わる占術。生まれた年をもとに基本的な性格や吉方位、1年の運勢を占います。七赤金星は、1948年、1957年、1966年、1975年、1984年、1993年、2002年、2011年、2018年生まれの方が該当します。

注意! 九星気学では1年の始まり2月の立春となります。そのため、1月1日〜2月3日(立春)が誕生日の方は前年を生まれた年として換算してください。

例えば、1985年1月生まれの人は、前年の1984年生まれとなり、七赤金星生まれとなります。

逆に、1984年1月生まれの人は、前年の1983年生まれとなり、八白土星となります。お間違えの無いようご注意ください。

七赤金星は、五行の「金」を司る九星の一つです。易経では「兌」。「沢」の意味を持ち、悦びとか商売、お金を象徴します。

また、七赤金星は話がうまく、楽しい性格で好奇心旺盛で行動力に溢れており、さまざまなことに挑戦することを好みます。周囲の人を巻き込み、人々を楽しませることも得意です。

そのため、七赤金星の周りは常に多くの人で溢れています。

七赤金星の吉方位と凶方位

吉方位とは「自分の本命星と相性の良い星がある方位」を意味します。

この星は毎年、毎月、毎日ごとに変わっているので、必ずこの方角が吉方位になるという事はないので、注意してください。

七赤金星の相性の良い九星は以下の通りです。

一白水星、二黒土星、六白金星、八白土星

そして凶方位とは「誰にとっても悪い方位」と「自分だけに相性が悪い方位」があります。

相性が悪い九星が入っている場合も凶方位とする説がありますが、正しくは「自分に直接的に変化を促す運気を得る」方位なので、一概に凶とは言えません。

誰にとっても悪い方位と、自分だけに相性が悪い方位は以下の通りです。

凶方位:五黄土星・五黄土星の正反対にある方位・七赤金星・七赤金星の正反対にある方位・「破」が入っている方位・定位対冲

上記の種類を基に、毎年毎月毎日の吉方位は変化していきます。そのため毎年決まった方角が吉方位ではないということを覚えておきましょう。

七赤金星の2023年吉方位

2023年度の七赤金星の吉方位は、「東」と「南」です。

東の吉方位効果

今年の東は、「仕事運や転職運」を上昇させる方角です。東の方位効果は、基本的に「最新情報を得る事が出来る」「知的好奇心が沸き上がる」という意味があります。勉強熱心になり、活動的、行動的になるでしょう。

これに加えて年盤で二黒土星が入っています。二黒土星は「地道な努力を続ける事が出来るようになる」エネルギーがあります。これが東と合わさると

「これまで上手くいかないで、やる気が出なかった人がやる気を持てるようになり、新しい事にチャレンジする気力がわいてくる」

「新しい事を知りたいという知的好奇心が高まり、学びきるまで勉強を続ける忍耐力や持続力も手に入り、最終的に成功する」

という結果になります。詳しくは松平兼幸先生監修の「東+二黒土星は「一陽来復」の吉方位!」をご覧ください。

「東の月盤も吉方位になる月」11月です。

月盤は吉ではないけれども、3泊4日以上の旅行だったら吉となる月「2024年1月」です。

これ以外の月だと、東は凶方位になってしまいます。年盤は吉なのですが、月盤が凶方位となってしまうと、やはり悪いことが起こってしまいます。選べるのであれば吉となる月、難しければ血でも凶でもない月に吉方旅行をなさってください。

また、ご自宅から見てどこが南西になるのかは、吉方位検索システムでお調べください。

南の吉方位効果

今年の南は「才能開花」「美容運アップ」の方角。七赤金星の2023年のキーワードは「変化」のため、思い切ってイメチェンしてみると運が自分に向いてくるでしょう。素敵な出会いにも期待できるかもしれません。

月盤は吉ではないけれども、3泊4日以上の旅行だったら吉となる月「11月」です。

これ以外の月だと、南は凶方位になってしまいます。年盤は吉なのですが、月盤が凶方位となってしまうと、やはり悪いことが起こってしまいます。選べるのであれば吉となる月、難しければ吉でも凶でもない月に吉方旅行をなさってください。

また、ご自宅から見てどこが南になるのかは、吉方位検索システムでお調べください。

吉方位は、良い運気をもたらす効果があります。「最近、何もかもうまくいかない……」とお悩みの方は、吉方位である東と南の方位へ行動することで、良い運気を得られるでしょう。

七赤金星の2023年の運勢

2023年の七赤金星の運勢は、どうなのでしょうか?

「恋愛運」「仕事運」「金運」の3つに分けて、2023年の運勢を解説します。

七赤金星の2023年の「恋愛運」は・・・

七赤金星の2023年の「恋愛運」は、「変化」を意識することで上手くいきます。

新しい髪型・メイクを試してみたりファッションのジャンルを変えてみたりすることで、素敵な出会いに巡り合います。外見の変化以外にも、思想や趣味など内面に変化を起こすこともおすすめです。

これまで付き合ったことのないタイプの男性と出会い、運命的な恋愛ができるかもしれません。

七赤金星の2023年の「仕事運」は・・・

部署異動や担当替えなど、新たな職場に籍を置くことに。例え、その変化が望むものでなかったとしても、逆らわず流れに従うことがベターです。

転職を検討している場合は、良いご縁に巡り合えます。ただし、選り好みしすぎてしまうと悪い運気に逆転してしまうので注意しましょう。

しかし、上司とか資本家とか銀行など、自分より上位の相手との関係はごたごたが起こりがち。「あの時ああいったじゃないか」などの様な、水掛け論にならないよう、しっかり詳細を詰めて、文書に残し、記録を取っておくと避けられます。

七赤金星の2023年の「金運」は・・・

2023年の「金運」は、残念ながらイマイチです。

収入アップは見込めないため、大人しく貯蓄に励みましょう。周りからギャンブルやマルチの勧誘などがあっても決して誘いに乗らないように。

「○○までに○○万円貯める」と目標を掲げて、堅実にお金を貯めていきましょう。

七赤金星の2023年のキーワードは「変化」です。

自分だけでなく、周りの変化も起こりやすい運気が流れています。決して慌てず落ち着いて行動できるように、心の準備を持つことが大事です。

一方で、業務に追われてしまいミスを頻繁に起こしたり、多忙ゆえに体調を崩してしまったりする可能性も。適度に休息を取り、マイペースに仕事を進めるようにしましょう。

七赤金星の基本性格

七赤金星の方は、五行での「金」を司ります。明るい性格で周りを楽しませることが得意です。

誰とでも仲良くなることができ、周りは常に人で溢れています。そのため、男女問わずモテる方が多く、周りは七赤金星の天真爛漫な魅力に惹かれていくでしょう。

逆に言えば淋しがり屋。誰か一緒にいないと淋しく、1人で過ごすのが苦手なタイプが多いです。結果いろんな人に声を掛けて周り、周囲からは「目移りしやすい」「落ち着いていない」「すぐに飽きてしまう中途半端な人」と見られる場合もあります。

人付き合いと同様、好奇心も旺盛で、楽しい事が大好き。いろんなことにチャレンジしますが、わくわくが無くなってきたら次の趣味を探し出します。わくわく優先で行動するため、飽き性とみられる場合も。何か一つでもうまく進まないとわくわくが無くなってしまい、諦めて違う事をしだす可能性があります。

ただ、人間関係においてはコミュニケーション能力が高いため、あらゆる環境において上手に順応します。社交的で明るい雰囲気を持つ七赤金星は、人間関係に恵まれます。さまざまな仕事・恋愛のチャンスを掴めますが、上記の通りわくわく優先なのが難点。その場の雰囲気に流されて、他の人に目移りしないように気を付けましょう。

人付き合いも、広く浅い関係を好むタイプです。

七赤金星と各九星の相性

七赤金星は賑やかで楽しい雰囲気を持つため、男女問わずモテます。

そんな七赤金星と相性が合う九星は何でしょうか?

ここでは、七赤金星と各九星の相性についてご紹介します。

① 一白水星との相性

一白水星との相性は非常に良いです。七赤金星の話を楽しんで聞いてくれるため、生涯のパートナーとしてお似合いの2人です。

七赤金星の人は一白水星の人に対し、話しやすい雰囲気を感じて、どんどん意見や話をします。

「この人といると気持ちがいい」と感じ、好意が湧くでしょう。

一白水星の人は七赤金星の人に対し、面白い人だと感じます。

「この人の話を聞いていると気持ちが上向く」と感じ、好意を持つでしょう。

仕事・恋愛・家族関係・友人関係どの場合でも、コミュニケーションをたくさん取り合うことで、長く深い愛情に包まれることでしょう。

② 二黒土星との相性

控えめな二黒土星と明るい性格の七赤金星は、一見ソリが合わないようですが、実は相性は非常に良いです。

一白水星のように二黒土星は話を聞いてくれます。ただし、一白水星が受け身なのに対し、二黒土星は「話のきっかけを作ってくれる」関係になります。

七赤金星の人が落ち込んでいたり、疲れていたり、スランプに陥っている時に、二黒土星の人が一生懸命愛情を注いでくれます。そんな二黒土星に惹かれ、相思相愛の仲になるでしょう。

逆に二黒土星の人から七赤金星の人を見ると「この人には私がいなきゃだめだ」みたいな、自分がお母さんになったように感じ、愛情を持つようになるでしょう。

ただし、七赤金星の目移りしやすい部分が仇となり、信用を失ってしまう場合も。七赤金星の人は話に一貫性を持たせるように。二黒土星の人はいちいち真剣に考えないで、良い意味で「適当」に扱うと吉です。

③ 三碧木星との相性

「新しい物」が好きな三碧木星と「面白そうな物」が好きな七赤金星は、似ているようですが、実は違っています。

必ず「新しい物=面白そうな物」とはなりません。両者の好みが別れてしまうと、我が強い2人なので、お互いに意見を通そうとして喧嘩になりやすいです。

また、話を遮られることが七赤金星は苦手です。三碧木星も自分の意見を話そうとしますので、すれ違う場合が多くなり、三碧木星にモヤモヤすることが多くなるでしょう。

さらに七赤金星は勘が鋭く、批判力が発達している場合が多いので、三碧木星の新しもの好きの傾向を冷やかしたり、失敗した時にネタにされたりする場合があります。その時に三碧木星がイラっとしたら危ないので、ご自身で注意してください。

④ 四緑木星との相性

人との縁を大切にする四緑木星とは、初めはうまくいきますが、徐々に四緑木星のマイペースぶりに対応できるかが、関係を良好にできるかどうかの鍵です。

上手く付き合っていくためには、相手のペースに合わせて身をゆだねること。

四緑木星は七赤金星の賑やかな雰囲気や楽しくなる言葉使いに最初は好印象をもちますが、七赤金星がぐいぐい来ると次第に疲れてしまうでしょう。程よい距離感を探りながら、じっくり仲を深めていってください。

⑤ 五黄土星との相性

五黄土星は、七赤金星の自由である性格に加え、神経質な一面を持つ性格を理解してくれます。優しく広い心を持って見守ってくれるでしょう。

五黄土星は積極的にアプローチしてくるので、結婚にも進みやすいです。気持ちにしっかり応えることで、末永く続くカップルになるでしょう。

仕事面では、五黄土星に主導権を握られがち。五黄土星が部下であっても上司であっても「こうした方がいいんじゃないか」とズバズバ言われ、意気消沈しかねません。でも、五黄土星はあなたが嫌いでズバズバ言っているのではなく「話しても大丈夫だろう」と、信頼をおいているから話してきます。

ちょっとイラっとすることがあっても、相手の話が一理あれば、その一理を認めてあげてください。すると仲は深まります。同時にズバズバレベルも上がるかもしれませんが・・・汗

⑥ 六白金星との相性

金星同士とあって、相性はバツグン。恋愛面において上手く付き合っていける2人です。

六白金星とは価値観が合うことから、初対面からすぐに恋愛に発展しやすいです。

一方で、お互いの嫌なことが見つかるとすぐに冷めてしまう傾向が。

相性がよく価値観も似ているため、付き合っても結婚しても上手くいきます。比較的、七赤金星の人の方がリードをするでしょう。七赤金星の人が良くしゃべって、六白金星の人が聞き手になりやすいです。

⑦ 七赤金星同士の相性

同じ本命星を持つ者同士、性格が似ていることから相性は良いです。

しかし、プライドが高く負けず嫌いな者同士、自己主張が激しくなり、お互いに遠慮がなくなってしまう可能性があります。

「私の推しは〇〇だ」「いいや××の方が推しに相応しい・・・」などの論争が始まると、双方共に引かないで、大惨事になってしまうでしょう。

似ている2人だからこそ、ちょっとのズレが許せなくなってしまいがち。相手の気持ちを尊重し、相手の考えを慮って仲を深めましょう。

⑧ 八白土星との相性

真面目で誠実な八白土星と、明るく好奇心旺盛な七赤金星との相性は非常に良いです。

積極的で誰とでも仲良くなれる七赤金星と、人付き合いが苦手な八白土星は正反対のタイプに見えますが、お互いにないものを補い合い、尊重し合える理想のカップルになるでしょう。

仕事でもお互いの足りないところをカバーし合えます。例えば、七赤金星が営業トークの矢面に立って、商品を魅力的に説明する、もしくは魅力的なキャッチコピーを考えたとします。

八白土星は魅力的なキャッチコピーを考えたりするのは苦手でも、「この商品を最も求めているターゲット層はどこか」とか「広告宣伝の成果はどうだったか」などの、キャッチコピーを考えるためのデータとか、結果をまとめるのが得意です。

このように得意分野が違うため、長く付き合うためには、相手に甘えすぎず自己主張を強くしすぎないようにすることです。

⑨ 九紫火星との相性

九紫火星との相性は悪いです。三碧木星の時と同じように、似ているようで違っているところがあります。

七赤金星の「賑やか」が、九紫火星にとっての「華やか」でなかったら、相性が悪い関係になってしまいます。

逆も然りで、九紫火星の「華やか」が、七赤金星にとって「ワクワクしない」ものだったら、これも相性が悪くなってしまいます。

関係を良くするコツは、初めから違っているのだと割り切ること。割り切ってしまって距離を取るようにすると、九紫火星の華やかさを見るのが楽しくなり、何かヒントを得られる関係になるでしょう。

七赤金星の開運方法

2023年は、変化を恐れずに行動すると吉です。

持ち前の社交性と明るさで、今まで以上に多くの人たちと交流し人脈を広げましょう。

とくに恋愛面や仕事面において大きな変化が起こりますが、流れに逆らわず運気に従うことで明るい未来を過ごせます。

金運は、残念ながら良いとは言えない1年です。

見栄を張りたくなり、高級品や一流品を買おうとしてしまい、出費が増えてしまいます。衝動買いはもってのほか。「一流になるにはまず身に付ける物から一流品に」などの話しに耳を貸し、環境を変えてしまい過ぎるのは禁物です。変化の年ではありますが、支出に関しては変化させず、最低限に納めるように注意しましょう。

2023年は、興味のあることにたくさんチャレンジして、自分自身の変化を楽しむ1年にしましょう。好奇心旺盛な七赤金星らしい1年を送ることができます。

ただし、高すぎるプライド心のあまり相手を馬鹿にするような態度はタブーです。謙虚な心を持って、2023年を過ごしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では九星気学における「七赤金星」の吉方位や凶方位、2023年の運勢についてご紹介しました。

2023年の吉方位である「東」「南」の方角をご参考に、新たな行動を起こすことが今年を素敵な1年にする鍵となります。

変化に逆らわず流れに上手に乗って、2023年をより良い1年にしましょう。

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監修 松平兼幸

この記事の監修者

西谷 泰人
手相家、方位学者、作曲家、ライフコンサルタント

略歴
ニューヨーク在住時、ABCラジオ「ニシタニショー」で毎週土曜夜、ゲストの著名人の手相や方位の鑑定を行い、好評を博す。現在、鑑定は東京・高円寺で行っている。著作の手相書は25か国以上で翻訳刊行されている。 これまでの鑑定総数は、国内外の著名人を含め8万人を超える。
自らアメリカに渡米し方位学の影響を確かめるほか、多くの著名人の行動、そして8万人の鑑定を通じ、40年以上方位学研究を行っている。
西谷泰人公式サイト

主な著書
「的中手相術」(創文)
「世界一の開運法! 吉方旅行と引っ越し」(創文)
「365日吉方位で開運! 日帰りおでかけ&吉方旅行」(日本文芸社)

YouTubeチャンネル
開運手相チャンネル全動画 西谷泰人 ニシタニショー

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