2023年8月9日~2023年9月7日の吉方位解説

吉方位の基礎知識

2023年8月9日~2023年9月7日までの各吉方位の解説です。

吉方位とは

吉方位とは、ご自身の九星と相性の良い九星が回っている方位になります。人によって違いますので、吉方位検索システムを使ってお調べください。また、解説文でも簡単にご案内しております。

吉方位を徹底解説!吉方旅行の方法や注意点

凶方位とは

凶方位となるのは五黄土星が回っている方位(五黄殺)と、その正反対の方位(暗剣殺)と、干支の正反対の方位(歳破)となります。

こちらに加え、ご自身の生まれの九星が回っている方位(本命殺)と、その正反対の方位(本命的殺)、月ごとの干支の正反対の方位(月破)、日ごとの干支の正反対の方位(日破)が凶方位になります。

また、「定位対冲ていいたいちゅう」という凶方位があります。定位とは五黄土星が中宮にある時の九星の位置の事です。例えば、一白水星は北、九紫火星は南が定位になります。そして定位対冲とは、定位の星が正反対の位置に入る場合の事です。

定位対中は南北、東西、西北と東南といろいろな場合がありますが、注意を要するのは南北の場合のみです。つまり、「北に九紫火星が入る場合」と「南に一白水星が入る場合」です。

2023年の年盤には北に九星火星が入っているので、北が定位対冲の凶方位となります。

方位のスペシャルケース

大歳について

大歳は「方位の影響を3倍にする」特別なケースです。年盤のみにあり、1年間通して同じ方位にあります。吉方位であっても凶方位であっても、方位の影響を3倍にするため、吉方位になっている人は是非お取りください。2023年は「東」が大歳の方位になります。

逆に、凶方位になっている方は、お取りにならないようにしてください。悪い影響が3倍になってしまいます。

天道について

天道は「吉方位なら大吉方位に、普通方位なら吉方位に、凶方位なら普通方位・・・とまではいかないが、悪い影響を減らす」という特別なケースです。月盤に存在し、月ごとに変わります。今月の天道は「南」になります。

グレーゾーンについて

吉方位でも、隣の方位に近く、吉方位の影響が顕著に出にくい範囲を「グレーゾーン」と言います。システムでは灰色で表示しています。地図をクリック・タップしていただければ、ポップアップが表示され、クリックした場所が吉なのか凶なのか、わかるようになっております。

同会について

「同会」とは、年盤と月盤の九星の並びが「同じ」になる場合です。これを「年盤と月盤の九星が会っている」という事で、「同会」と言います。年盤と月盤以外にも、月盤と日盤の場合も同会と言います。しかし、吉方旅行と引っ越しでは年盤と月盤の同会が重要です。

同会の場合は、方位効果が倍増します。なので、吉方位ならば効果は2倍に、凶方位でも悪い効果が2倍になってしまいます。

2023年は6月のみが同会月となります。

2023年の年盤の凶方位

2023年の年盤では「西北」に五黄土星があります。また、卯年なので「西」が歳破となります。そして「北」に九紫火星が入っているため、定位対冲の凶方位となります。

そのため、今年一年間誰にとっても凶方位となる方位は

  • 北 ー 定位対冲
  • 西北 ー 五黄殺
  • 南東 ー 暗剣殺
  • 西 ー 歳破

となります。

残りの四方位の中で、お生まれの星によって本命殺や本命的殺が加わります。また月々の方位が加わる事によって、凶方位が増えたり、吉方位の影響が倍増したりします。

2023年8月の月盤について

一年を通しての凶方位は上記のとおりです。そして、23年8月の月盤は「二黒中宮」で「北・天道」「北東・月破」となります。

そのため、北東が五黄殺と月破、南西が暗剣殺の凶方位になります。

年盤と合わせますと、2023年8月は

  • 北 ー 年盤:定位対冲
  • 北東 ー 月盤:五黄殺+月破
  • 南東 ー 年盤:暗剣殺
  • 南西 ー 月盤:暗剣殺
  • 西 ー 年盤:歳破
  • 西北 ー 年盤:五黄殺

の六方位が誰にとっても共通の凶方位となります。凶方位が多いと残念ですね😿

2023年8月の吉方位

2023年8月に吉方位になりえる方位は、残りの

の二方位となります。しかし、ご自身の九星によっては、この方位も凶方位となる場合があります。詳しくは吉方位検索システムでご確認ください。赤・黄色が吉方位、無色が普通方位、青色が凶方位となります。

象意について

各方位、各九星には、それぞれ特徴があります。「北=一白水星」なら「水」がキーワードになって、「水で汚れを清めるから『癒し』」「生命維持には水分は絶対必要。だから命を『養う』もの」。と言うように、色々な意味が含まれています。これらの意味を「象意」と呼びます。象意は沢山ありますので、一つ一つ解説するのは別の機会に回させて頂きます。解説文の中で「象意」と出てきたら、このような意味だとお考え下さい。

それでは、各方位の解説を行います。

東:年盤(二黒土星)が吉の方へ 年盤:東 吉方位解説 大歳

2023年8月の東が年盤月盤共に吉となる人は「五黄土星」「八白土星」の方となります。

それ以外の星の方は、年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示されます。

また、年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。

年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。

「東+二黒土星」は「一陽来復」の吉方位

東の象意は「情報・決断・新規」で、三碧木星と同じです。こちらに「大地・母・勤勉」などの意味がある七赤金星が加わると、「一陽来復」の方位となります。

東+三碧木星の注意書きにこのようにあります。

新しく始めようとする意欲が強く出過ぎて、下地が出来ていないのに動き出してしまうパターンがあります。どんな大木も、初めて土から目を出したときは小さい芽です。もしかしたら、まだ土の中で芽吹きの季節を待っている状態かもしれません。新しく始める事が上記のような、まだまだ小さい芽の段階ならば、焦ってしまっては逆効果になります。新芽に過度に負担をかけないようにしてください。東+三碧木星は「勇気凛々」の吉方位!東+三碧木星の効果と注意点

この注意点をカバーしてくれる九星が「二黒土星」です。

二黒土星の「大地」のエネルギーが、東のエネルギーの「若芽」に十分な栄養を与え、成長を促進してくれるでしょう。

つまり、大地から芽を出し成長していくやる気と勇気。そして成長を支える土に栄養が得られる事で、長い長い冬を脱して芽が生える環境が整います。これを称して「一陽来復」の方位となるのです。

そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。

東+二黒土星は「一陽来復」の吉方位! 東+二黒土星の吉方位効果と注意点

東:月盤(九紫火星)が吉の方へ 月盤:東 吉方位解説

2023年8月の東が年盤月盤共に吉となる人は「五黄土星」「八白土星」の方となります。

それ以外の星の方は、年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示されます。

また、年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。

年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。

「東+九紫火星」は「熱血」の方位

東そのものの象意は三碧木星と同じで、「情報・決断・新規」などの意味があります。こちらに「火・光・光明」という象意をもつ九紫火星が加わると、「熱血」の方位となります。

東には雷という象意があります。「光を発し、天と地をつなぎ、轟音を響かせる」のが雷です。昔から「閃いた!」とか「天啓を得た!」とか、もしくは「わからなかった事が分かった」時は「雷に打たれたような衝撃」と比喩されるように、知らなかった事が分かるようになります。

そして雷が落ちると火が出来ます。火も雷と同様に、光を発して闇を照らし、見えないものを見えるようにしてくれます。雷と違うのは、長期的に光を放ち、かつ熱も与えてくれて、コントロールが出来るところです。

なので、この二つの象意が合わさると、雷のように、一気に行動するスピードと決断力に加え、行動力や解決力というパワーの両方を得る事が出来ます。気力も燃え上がってくるため、「熱血」の方位となります。

現在壁に突き当たっている人にお勧めです。壁は何でも構いません。やる気が出ない。人生の目的・目標が分からない。仕事で成績が上がらない。そもそも天職・適職が分からない。このままでいいのかわからない・・・など、様々な悩みに対して、この方位の組み合わせは効果があります。

これらの「わからない事」とは「隠れている事」です。これらを無くすときは、やはり「隠れている事が表に出る」ことになるので、初めのうちは辛い事が起こるかもしれません。

そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。

東+九紫火星は「熱血」の吉方位!東+九紫火星の効果と注意点

南:年盤(八白土星)が吉の方へ 年盤:南 吉方位解説

2023年8月の南が年盤月盤共に吉となる人は「二黒土星」「五黄土星」の方となります。

それ以外の星の方は、年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示されます。

また、年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。

年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。

「南+八白土星」は「名実共に得る」の吉方位

南の象意は「火・光・光明」で、九紫火星と同じです。こちらに「山・高くなる・復活する」という象意をもつ八白土星が加わると、「名実共に得る」方位となります。

九紫火星は「才能が表に出て来る」「目立つ存在になる」という「陽」の象意があります。そして八白土星も陽の気を持っています。陰の気は平べったいとか低いという意味で、陽の気は高いとか尖るという意味を持ちます。なので、八白土星は土の気でも、高くて尖っている「山」を意味するのです。

沢山の土や岩が積み重なって、初めて山が出来上がります。この積み重ねが「努力」や「金運」となります。

そんな積み重ねた成果・能力に、九紫火星の「光」が当たると、周囲から認められる。注目を浴びる事が出来ます。なので「名実共に得る」の方位となります。

人生に悩んでいる人や、自信がない人。問題をどう解決したらいいのか迷っている人などにお勧めです。

そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。

南+八白土星は「名実共に得る」吉方位!南+八白土星の吉方位効果と注意点

また、こちらの記事では南の方角が吉方位である場合の特徴や、得られる効果について詳しくご紹介しています。あわせてぜひご覧ください。

南には別れの意味が含まれている? 九星ごとの組み合わせは?

南:月盤(六白金星)が吉の方へ 月盤:南 吉方位解説

2023年8月の南が年盤月盤共に吉となる人は「二黒土星」「五黄土星」「六白金星」の方となります。

それ以外の星の方は、年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示されます。

また、年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。

年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。

「南+六白金星」は「殻を破る」方位

南の象意は「火・光・光明」で、九紫火星と同じです。こちらに「試練・充実・高級」などの意味がある六白金星が加わると、「殻を破る」方位となるでしょう。

南の象意の火のエネルギーを得られますが、それは種火のような力で、小さな火です。種火の状態でキャンプファイヤーのような丸太を燃やすことはできません。小枝や新聞紙を使って、少しずつ大きな火に成長させていき、最後は丸太に火が付きます。

この、小枝や新聞紙の状態だと、風で火が付かなかったりします。それが六白金星の「試練」で、一回の失敗で諦めず、何度か試せば火は付きます。六白金星も鬼ではありません。そもそもキャンプファイヤーの為に、丸太を組んで用意しているのです。始めの試練にあったからと言って負けずに、火を燈してください。

そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。

南の吉方位には「別れ」という意味もあります。
こちらの記事ではなぜ別れの象徴があるといわれているのか、詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
南には別れの意味が含まれている? 九星ごとの組み合わせは?

方位の効果を受けるのにお勧めアプリ!

吉方位による効果を最大限に受けるためには、正しい吉方位を把握することが非常に大切です。吉方位を詳しく知りたい方におすすめなのが吉方位検索システムです。日々変化する吉方位を一目でチェックできるため、ぜひ活用していきましょう!

吉方位検索システムはこちら

新規会員登録はこちら

(文 松平兼幸)

この記事の監修者

西谷 泰人
手相家、方位学者、作曲家、ライフコンサルタント

略歴
ニューヨーク在住時、ABCラジオ「ニシタニショー」で毎週土曜夜、ゲストの著名人の手相や方位の鑑定を行い、好評を博す。現在、鑑定は東京・高円寺で行っている。著作の手相書は25か国以上で翻訳刊行されている。 これまでの鑑定総数は、国内外の著名人を含め8万人を超える。
自らアメリカに渡米し方位学の影響を確かめるほか、多くの著名人の行動、そして8万人の鑑定を通じ、40年以上方位学研究を行っている。
西谷泰人公式サイト

主な著書
「的中手相術」(創文)
「世界一の開運法! 吉方旅行と引っ越し」(創文)
「365日吉方位で開運! 日帰りおでかけ&吉方旅行」(日本文芸社)

YouTubeチャンネル
開運手相チャンネル全動画 西谷泰人 ニシタニショー

松平 兼幸
方位学・九星気学・手相・周易を修めた、幸せ方位鑑定師

略歴
高校生時代から、西谷泰人先生の元、創文スタッフとして活動開始。
63回行われた手相スクールにも、すべてスタッフとして参加。
『早楽地図上検索システム』の運営を立ち上げから行い、2022年より運営責任者となる。
西谷泰人先生の10冊余りの方位の本も、企画・編集からすべて携わり、西谷泰人先生から絶大な信頼がある。方位の体験も豊富な、幸せ方位占い師。
2023年より、方位相談に九星気学鑑定と、周易も加え、開運のサポート体制がさらに充実。
温かい柔らかな口調で、方位アドバイスを行います。
Youtubeで「幸せ方位チャンネル」を運営中
Instagram、ティックトックでも動画更新中!
松平兼幸公式サイト

寄稿
「女性セブン 23年9月14日号」(運気を上げる吉方位旅行)

YouTubeチャンネル
幸せ方位占いチャンネル

オンラインサロン
開運方位学を学ぶオンラインサロン

タイトルとURLをコピーしました