2023年6月7日~2023年7月6日までの各吉方位の解説です。
- 吉方位とは
- 凶方位とは
- 方位のスペシャルケース
- 2023年の年盤の凶方位
- 2023年6月の月盤について
- 2023年6月の吉方位
- 象意について
- 北東:年盤(七赤金星)が吉の方へ 年盤:北東 吉方位解説
- 北東:月盤(八白土星)が吉の方へ 月盤:北東 吉方位解説
- 東:年盤(二黒土星)が吉の方へ 年盤:東 吉方位解説 大歳
- 東:月盤(三碧木星)が吉の方へ 月盤:東 吉方位解説
- 南:年盤(八白土星)が吉の方へ 年盤:南 吉方位解説
- 南:月盤(九紫火星)が吉の方へ 月盤:南 吉方位解説
- 南西:年盤(一白水星)が吉の方へ 年盤:西南 吉方位解説
- 南西:月盤(二黒土星)が吉の方へ 月盤:西南 吉方位解説
- 方位の効果を受けるのにお勧めアプリ!
吉方位とは
吉方位とは、ご自身の九星と相性の良い九星が回っている方位になります。人によって違いますので、吉方位検索システムを使ってお調べください。また、解説文でも簡単にご案内しております。
凶方位とは
凶方位となるのは五黄土星が回っている方位(五黄殺)と、その正反対の方位(暗剣殺)と、干支の正反対の方位(歳破)となります。
こちらに加え、ご自身の生まれの九星が回っている方位(本命殺)と、その正反対の方位(本命的殺)、月ごとの干支の正反対の方位(月破)、日ごとの干支の正反対の方位(日破)が凶方位になります。
また、「定位対冲」という凶方位があります。定位とは五黄土星が中宮にある時の九星の位置の事です。例えば、一白水星は北、九紫火星は南が定位になります。そして定位対冲とは、定位の星が正反対の位置に入る場合の事です。
定位対中は南北、東西、西北と東南といろいろな場合がありますが、注意を要するのは南北の場合のみです。つまり、「北に九紫火星が入る場合」と「南に一白水星が入る場合」です。
2023年の年盤には北に九星火星が入っているので、北が定位対冲の凶方位となります。
方位のスペシャルケース
大歳について
大歳は「方位の影響を3倍にする」特別なケースです。年盤のみにあり、1年間通して同じ方位にあります。吉方位であっても凶方位であっても、方位の影響を3倍にするため、吉方位になっている人は是非お取りください。2023年は「東」が大歳の方位になります。
逆に、凶方位になっている方は、お取りにならないようにしてください。悪い影響が3倍になってしまいます。
天道について
天道は「吉方位なら大吉方位に、普通方位なら吉方位に、凶方位なら普通方位・・・とまではいかないが、悪い影響を減らす」という特別なケースです。月盤に存在し、月ごとに変わります。今月の天道は「南」になります。
グレーゾーンについて
吉方位でも、隣の方位に近く、吉方位の影響が顕著に出にくい範囲を「グレーゾーン」と言います。システムでは灰色で表示しています。地図をクリック・タップしていただければ、ポップアップが表示され、クリックした場所が吉なのか凶なのか、わかるようになっております。
同会について
「同会」とは、年盤と月盤の九星の並びが「同じ」になる場合です。これを「年盤と月盤の九星が会っている」という事で、「同会」と言います。年盤と月盤以外にも、月盤と日盤の場合も同会と言います。しかし、吉方旅行と引っ越しでは年盤と月盤の同会が重要です。
同会の場合は、方位効果が倍増します。なので、吉方位ならば効果は2倍に、凶方位でも悪い効果が2倍になってしまいます。
2023年は6月のみが同会月となります。
2023年の年盤の凶方位
2023年の年盤では「西北」に五黄土星があります。また、卯年なので「西」が歳破となります。そして「北」に九紫火星が入っているため、定位対冲の凶方位となります。
そのため、今年一年間誰にとっても凶方位となる方位は
- 北 ー 定位対冲
- 西北 ー 五黄殺
- 南東 ー 暗剣殺
- 西 ー 歳破
となります。
残りの四方位の中で、お生まれの星によって本命殺や本命的殺が加わります。また月々の方位が加わる事によって、凶方位が増えたり、吉方位の影響が倍増したりします。
2023年6月の月盤について
一年を通しての凶方位は上記のとおりです。そして、23年6月の月盤は「四緑中宮」で「西北・天道」「北・月破」となります。
そのため、今月の月盤の凶方位は、年盤と全く同じになります。
年盤と合わせますと、
- 北 ー 年盤+月盤:定位対冲 月盤:月破
- 南東 ー 年盤+月盤:暗剣殺
- 西 ー 年盤:歳破
- 西北 ー 年盤+月盤:五黄殺
の四方位が誰にとっても共通の凶方位となります。
2023年6月の吉方位
今月吉方位になりえる方位は、残りの
- 北東
- 東
- 南
- 南西
の四方位となります。しかし、ご自身の九星によっては、この方位も凶方位となる場合があります。詳しくはシステムでご確認ください。赤・黄色が吉方位、無色が普通方位、青色が凶方位となります。
象意について
各方位、各九星には、それぞれ特徴があります。「北=一白水星」なら「水」がキーワードになって、「水で汚れを清めるから『癒し』」「生命維持には水分は絶対必要。だから命を『養う』もの」。と言うように、色々な意味が含まれています。これらの意味を「象意」と呼びます。象意は沢山ありますので、一つ一つ解説するのは別の機会に回させて頂きます。解説文の中で「象意」と出てきたら、このような意味だとお考え下さい。
それでは、各方位の解説を行います。
北東:年盤(七赤金星)が吉の方へ 年盤:北東 吉方位解説
2023年6月の北東が年盤月盤共に吉となる人は「二黒土星」「五黄土星」「六白金星」「八白土星」の方となります。
今月は同会月となるので、どちらか片方のみが吉となる人はなく、年月盤ともに吉となります。
ただ、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「北東+七赤金星」は「潤い」の吉方位
北東の象意は「山・高くなる・復活する」で、八白土星と同じです。こちらに「悦ぶ・結婚・集まる」などの意味がある七赤金星が加わると「潤い」の方位となります。
日々の生活に潤いが出てきます。この潤いとはどういう事かについてご説明いたします。
毎日の生活全てに魅力を感じる事が出来るようになります。朝早く起きたら、鳥の鳴き声や光を爽やかに感じる事が出来、雨の日ならば雨音に癒しを感じ、花が咲いている事に気づいて癒されたり・・・と、普段だったら見逃していたような出来事が目について、かつ感動できるようになるでしょう。
自然に限らず、人においても同様です。八白土星の「変化」は、変化だけだと辛かったりもするのですが、七赤金星の「悦び」の効果のおかげて、「いろんな変化が楽しくなって、ご自身がそれに対応して変化するのも楽しくなる」という結果になります。
人の情けとか、優しさについて、今までは拗ねてしまって「どうせ自分なんか」とか「裏があるんじゃないか」とか、素直に受け取れなかったのがなくなり、素直に「ありがとう」と思えるようになります。
その結果、日々の刺激すべてが楽しくなります。これを総称すれば「人生に潤い」という事になります。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
また、こちらの記事では北東の方角が吉方位である場合の特徴や、得られる効果について詳しくご紹介しています。あわせてぜひご覧ください。
北東の吉方位の特徴や効果とは?おすすめ開運行動と毒だし象意も紹介
北東:月盤(八白土星)が吉の方へ 月盤:北東 吉方位解説
2023年6月は、スペシャルケースで言う「同会」に当たります。そのため、吉方位の内容も同じになるので、省略いたします。
東:年盤(二黒土星)が吉の方へ 年盤:東 吉方位解説 大歳
2023年6月の東が年盤月盤共に吉となる人は「五黄土星」「七赤金星」「八白土星」「九紫火星」の方となります。
今月は同会月となるので、どちらか片方のみが吉となる人はなく、年月盤ともに吉となります。
ただ、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「東+二黒土星」は「一陽来復」の吉方位
東の象意は「情報・決断・新規」で、三碧木星と同じです。こちらに「大地・母・勤勉」などの意味がある七赤金星が加わると、「一陽来復」の方位となります。
東+三碧木星の注意書きにこのようにあります。
新しく始めようとする意欲が強く出過ぎて、下地が出来ていないのに動き出してしまうパターンがあります。どんな大木も、初めて土から目を出したときは小さい芽です。もしかしたら、まだ土の中で芽吹きの季節を待っている状態かもしれません。新しく始める事が上記のような、まだまだ小さい芽の段階ならば、焦ってしまっては逆効果になります。新芽に過度に負担をかけないようにしてください。東+三碧木星は「勇気凛々」の吉方位!東+三碧木星の効果と注意点
この注意点をカバーしてくれる九星が「二黒土星」です。
二黒土星の「大地」のエネルギーが、東のエネルギーの「若芽」に十分な栄養を与え、成長を促進してくれるでしょう。
つまり、大地から芽を出し成長していくやる気と勇気。そして成長を支える土に栄養が得られる事で、長い長い冬を脱して芽が生える環境が整います。これを称して「一陽来復」の方位となるのです。
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東:月盤(三碧木星)が吉の方へ 月盤:東 吉方位解説
2023年6月は、スペシャルケースで言う「同会」に当たります。そのため、吉方位の内容も同じになるので、省略いたします。
南:年盤(八白土星)が吉の方へ 年盤:南 吉方位解説
2023年6月の南が年盤月盤共に吉となる人は「二黒土星」「五黄土星」「六白金星」「七赤金星」の方となります。
今月は同会月となるので、どちらか片方のみが吉となる人はなく、年月盤ともに吉となります。
ただ、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「南+八白土星」は「名実共に得る」の吉方位
南の象意は「火・光・光明」で、九紫火星と同じです。こちらに「山・高くなる・復活する」という象意をもつ八白土星が加わると、「名実共に得る」方位となります。
九紫火星は「才能が表に出て来る」「目立つ存在になる」という「陽」の象意があります。そして八白土星も陽の気を持っています。陰の気は平べったいとか低いという意味で、陽の気は高いとか尖るという意味を持ちます。なので、八白土星は土の気でも、高くて尖っている「山」を意味するのです。
沢山の土や岩が積み重なって、初めて山が出来上がります。この積み重ねが「努力」や「金運」となります。
そんな積み重ねた成果・能力に、九紫火星の「光」が当たると、周囲から認められる。注目を浴びる事が出来ます。なので「名実共に得る」の方位となります。
人生に悩んでいる人や、自信がない人。問題をどう解決したらいいのか迷っている人などにお勧めです。
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また、こちらの記事では南の方角が吉方位である場合の特徴や、得られる効果について詳しくご紹介しています。あわせてぜひご覧ください。
南:月盤(九紫火星)が吉の方へ 月盤:南 吉方位解説
2023年6月は、スペシャルケースで言う「同会」に当たります。そのため、吉方位の内容も同じになるので、省略いたします。
また、こちらの記事では南の方角が吉方位である場合の特徴や、得られる効果について詳しくご紹介しています。あわせてぜひご覧ください。
南西:年盤(一白水星)が吉の方へ 年盤:西南 吉方位解説
2023年6月の南が年盤月盤共に吉となる人は「三碧木星」「四緑木星」「六白金星」の方となります。
今月は同会月となるので、どちらか片方のみが吉となる人はなく、年月盤ともに吉となります。
ただ、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「南西+一白水星」は「仲良し」の吉方位
南西の象意は「大地・母・勤勉」で、二黒土星と同じです。こちらに「癒し・水・養う」などの意味がある一白水星が加わると、「仲良し」の方位となります。
命の種を持っている土に癒しの水が加わる事で、豊かな土壌となり、数多くの命が芽を出し、成長します。土と水は平等に、仲良く全部の種に栄養を与えてくれるので、「仲良し」の方位となります。
まず、周囲の環境がどんどん良くなるでしょう。理解者に出会えてサポートしてもらえるようになるとか、友達が出来て穏やかな生活になっていくとか、家族仲が良くなって、ストレスがなくなっていくなどです。
ご自身については、これまで土の中で眠っていた才能や努力の成果が水を得て、成長する環境になります。精神面だけでなく物質面も同様で、独立とか事業を拡大するなどの重要な決断をするときに、助けてくれる仲間が増える事でしょう。良い人材に恵まれるという方位です。
注意点としては、自分以上の才能の人が仲間になった時、その人と自分を比較して、嫉妬してしまったり、やっかんでしまうと吉方位のエネルギーが無駄になってしまいます。
嫉妬するぐらいすごくても、その人は貴方がいないと能力を発揮できる場に恵まれない人と言えます。西遊記の孫悟空は、人間の三蔵法師よりも強いし、色々できるのですが、三蔵法師がいないと力の使い方を誤ってしまうのです。貴方が三蔵法師となって、孫悟空や猪八戒、沙悟浄たちみんなと仲良くなるようにコミュニケーションをすれば、更に方位のエネルギーは増していくでしょう。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
南西:月盤(二黒土星)が吉の方へ 月盤:西南 吉方位解説
2023年6月は、スペシャルケースで言う「同会」に当たります。そのため、吉方位の内容も同じになるので、省略いたします。
方位の効果を受けるのにお勧めアプリ!
吉方位による効果を最大限に受けるためには、正しい吉方位を把握することが非常に大切です。吉方位を詳しく知りたい方におすすめなのが吉方位検索システムです。日々変化する吉方位を一目でチェックできるため、ぜひ活用していきましょう!
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(文 松平兼幸)