吉方位とは
吉方位とは、ご自身の九星と相性の良い九星が回っている方位になります。人によって違いますので、吉方位検索システムを使ってお調べください。また、解説文でも簡単にご案内しております。
凶方位とは
凶方位となるのは五黄土星が回っている方位(五黄殺)と、その正反対の方位(暗剣殺)と、干支の正反対の方位(歳破)となります。
こちらに加え、ご自身の生まれの九星が回っている方位(本命殺)と、その正反対の方位(本命的殺)、月ごとの干支の正反対の方位(月破)、日ごとの干支の正反対の方位(日破)が凶方位になります。
また、「定位対冲」という凶方位があります。定位とは五黄土星が中宮にある時の九星の位置の事です。例えば、一白水星は北、九紫火星は南が定位になります。そして定位対冲とは、定位の星が正反対の位置に入る場合の事です。
定位対中は南北、東西、西北と東南といろいろな場合がありますが、注意を要するのは南北の場合のみです。つまり、「北に九紫火星が入る場合」と「南に一白水星が入る場合」です。
2023年の年盤には北に九星火星が入っているので、北が定位対冲の凶方位となります。
方位のスペシャルケース
大歳について
大歳は「方位の影響を3倍にする」特別なケースです。年盤のみにあり、1年間通して同じ方位にあります。吉方位であっても凶方位であっても、方位の影響を3倍にするため、吉方位になっている人は是非お取りください。2023年は「東」が大歳の方位になります。
逆に、凶方位になっている方は、お取りにならないようにしてください。悪い影響が3倍になってしまいます。
天道について
天道は「吉方位なら大吉方位に、普通方位なら吉方位に、凶方位なら普通方位・・・とまではいかないが、悪い影響を減らす」という特別なケースです。月盤に存在し、月ごとに変わります。今月の天道は「南」になります。
グレーゾーンについて
吉方位でも、隣の方位に近く、吉方位の影響が顕著に出にくい範囲を「グレーゾーン」と言います。システムでは灰色で表示しています。地図をクリック・タップしていただければ、ポップアップが表示され、クリックした場所が吉なのか凶なのか、わかるようになっております。
同会について
「同会」とは、年盤と月盤の九星の並びが「同じ」になる場合です。これを「年盤と月盤の九星が会っている」という事で、「同会」と言います。年盤と月盤以外にも、月盤と日盤の場合も同会と言います。しかし、吉方旅行と引っ越しでは年盤と月盤の同会が重要です。
同会の場合は、方位効果が倍増します。なので、吉方位ならば効果は2倍に、凶方位でも悪い効果が2倍になってしまいます。
2023年は6月のみが同会月となります。
2023年の年盤の凶方位
2023年の年盤では「西北」に五黄土星があります。また、卯年なので「西」が歳破となります。そして「北」に九紫火星が入っているため、定位対冲の凶方位となります。
そのため、今年一年間誰にとっても凶方位となる方位は
- 北 ー 定位対冲
- 西北 ー 五黄殺
- 南東 ー 暗剣殺
- 西 ー 歳破
となります。
残りの四方位の中で、お生まれの星によって本命殺や本命的殺が加わります。また月々の方位が加わる事によって、凶方位が増えたり、吉方位の影響が倍増したりします。
2024年1月の月盤について
「西・天道」「西南・月破」となります。
また、月盤では南東に五黄殺が入り、正反対の西北が暗剣殺となります。
年盤と合わせますと、2024年1月は
- 北 ー 年盤:定位対冲
- 南東 ー 年盤:暗剣殺 + 月盤:五黄殺
- 南 ー 月盤:定位対冲
- 西南 ー 月盤:月破
- 西 ー 年盤:歳破
- 西北 ー 年盤:五黄殺 + 月盤:暗剣殺
の六方位が誰にとっても共通の凶方位となります。凶方位が多いと残念ですね😿
2024年1月の吉方位
上記六方位が凶方位になるため、2024年1月に吉方位になりえる方位は、残りの
- 北東
- 東
の二方位となります。しかし、ご自身の九星によっては、この方位も凶方位となる場合があります。詳しくは吉方位検索システムでご確認ください。赤・黄色が吉方位、無色が普通方位、青色が凶方位となります。
象意について
各方位、各九星には、それぞれ特徴があります。
「北=一白水星」なら「水」がキーワードになって、
「水で汚れを清めるから『癒し』」
「生命維持には水分は絶対必要。だから命を『養う』もの」
と言うように、色々な意味が含まれています。これらの意味を「象意」と呼びます。象意は沢山ありますので、一つ一つ解説するのは別の機会に回させて頂きます。解説文の中で「象意」と出てきたら、このような意味だとお考え下さい。
それでは、各方位の解説を行います。
北東:年盤(七赤金星)が吉の方へ 年盤:北東 吉方位解説
2024年1月の北東が年盤月盤共に吉となる人は「二黒土星」「五黄土星」「八白土星」の方となります。
それ以外の方は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示され、「月盤のみ吉」の場合は、「旅行〇 引越△」。「年盤のみ吉」の場合は「旅行△ 引越〇」と表示されます。
年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
ちなみに、年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「北東+七赤金星」は「潤い」の吉方位
北東の象意は「山・高くなる・復活する」で、八白土星と同じです。こちらに「悦ぶ・結婚・集まる」などの意味がある七赤金星が加わると「潤い」の方位となります。
日々の生活に潤いが出てきます。この潤いとはどういう事かについてご説明いたします。
毎日の生活全てに魅力を感じる事が出来るようになります。朝早く起きたら、鳥の鳴き声や光を爽やかに感じる事が出来、雨の日ならば雨音に癒しを感じ、花が咲いている事に気づいて癒されたり・・・と、普段だったら見逃していたような出来事が目について、かつ感動できるようになるでしょう。
自然に限らず、人においても同様です。八白土星の「変化」は、変化だけだと辛かったりもするのですが、七赤金星の「悦び」の効果のおかげて、「いろんな変化が楽しくなって、ご自身がそれに対応して変化するのも楽しくなる」という結果になります。
人の情けとか、優しさについて、今までは拗ねてしまって「どうせ自分なんか」とか「裏があるんじゃないか」とか、素直に受け取れなかったのがなくなり、素直に「ありがとう」と思えるようになります。
その結果、日々の刺激すべてが楽しくなります。これを総称すれば「人生に潤い」という事になります。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
北東:月盤(九紫火星)が吉の方へ 月盤:北東 吉方位解説
2024年1月の北東が年盤月盤共に吉となる人は「二黒土星」「五黄土星」「八白土星」の方となります。
それ以外の方は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示され、「月盤のみ吉」の場合は、「旅行〇 引越△」。「年盤のみ吉」の場合は「旅行△ 引越〇」と表示されます。
年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
ちなみに、年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「東北+九紫火星」は「目標が見える・定まる」の方位
まず、仕事・学業運が特にアップします。成果が出る、復活するという象意の東北に九紫火星があるので、「山の中に埋もれているもの」(八白土星)に「光が当たる」(九紫火星)または「光を当てて見つける」(九紫火星)という象意になります。今まで注目を浴びていた、または浴びていなかったとしても、山になるくらいに蓄えてきたことに注目が集まり、有効活用できるようになるのが、今年の象意です。
「復活」の方に象意が強く出た場合は、昔からの付き合いのある方との縁が深まったり、または復活したりします。誰かの仕事の後を継ぐというケースもあります。人物でなければ、昔勉強していた事が役に立つようになったり、興味が復活するという事になります。いわゆる「温故知新」です。古いものを有効活用するために必要な知識も必然的に得られることができ、知性が向上します。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
東:年盤(二黒土星)が吉の方へ 年盤:東 吉方位解説 大歳
2024年1月の東が年盤月盤共に吉となる人は「九紫火星」の方となります。
それ以外の方は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示され、「月盤のみ吉」の場合は、「旅行〇 引越△」。「年盤のみ吉」の場合は「旅行△ 引越〇」と表示されます。
年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
ちなみに、年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「東+二黒土星」は「一陽来復」の吉方位
東の象意は「情報・決断・新規」で、三碧木星と同じです。こちらに「大地・母・勤勉」などの意味がある七赤金星が加わると、「一陽来復」の方位となります。
東+三碧木星の注意書きにこのようにあります。
新しく始めようとする意欲が強く出過ぎて、下地が出来ていないのに動き出してしまうパターンがあります。どんな大木も、初めて土から目を出したときは小さい芽です。もしかしたら、まだ土の中で芽吹きの季節を待っている状態かもしれません。新しく始める事が上記のような、まだまだ小さい芽の段階ならば、焦ってしまっては逆効果になります。新芽に過度に負担をかけないようにしてください。東+三碧木星は「勇気凛々」の吉方位!東+三碧木星の効果と注意点
この注意点をカバーしてくれる九星が「二黒土星」です。
二黒土星の「大地」のエネルギーが、東のエネルギーの「若芽」に十分な栄養を与え、成長を促進してくれるでしょう。
つまり、大地から芽を出し成長していくやる気と勇気。そして成長を支える土に栄養が得られる事で、長い長い冬を脱して芽が生える環境が整います。これを称して「一陽来復」の方位となるのです。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
東:月盤(四緑木星)が吉の方へ 月盤:東 吉方位解説
2023年4月の南が年盤月盤共に吉となる人は、「五黄土星」「六白金星」「七赤金星」の方です。それ以外の星の方は、今月の南は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示されます。年盤のみ吉の方は、3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
「東+四緑木星」は「疾風迅雷」の吉方位
東の象意は「情報・決断・新規」で、三碧木星と同じ象意です。こちらに「整う・信用・長い」という象意をもつ四緑木星が加わると、「疾風迅雷」の方位となります。
昔の船は風をうけて動いていました。船には人や荷物が乗り、交流が活発になります。人と物が動き、集まる場所は発展していき、どんどん変化していきます。幕末に開発が始まった横浜は外国船の出入りが始まり発展していきました。その変化は
「魔法使いの杖の一振りによって茸の生えた一寒村が一瞬にして国際港と化してしまった」
初代イギリス公使オールコック
と言われました。これと同じく、東+四緑木星の方位に行くと、ものすごいスピードで人生が好転していくでしょう。仕事や結婚も人生観も変わっていきます。これをまとめると「疾風迅雷」の方位となります。
東は「新情報」、四緑木星は「整理」ですから、とにかく新しい事を始めるのにもってこいの方位です。身の回りに起こること全てが良い意味での転機となり、仕事、学問、家庭、恋愛、金運などなど、ぐんぐんと成長する吉方位です。
「これだ!」と思ったら、即実現するために必要な行動を始めてください。仕事でも結婚でも、即座の行動が道を開きます。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
方位の効果を受けるのにお勧めアプリ!
吉方位による効果を最大限に受けるためには、正しい吉方位を把握することが非常に大切です。吉方位を詳しく知りたい方におすすめなのが吉方位検索システムです。日々変化する吉方位を一目でチェックできるため、ぜひ活用していきましょう!
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(文 松平兼幸)