九星気学で六白金星と診断されたけれど、吉方位や開運方法がわからない……と悩んでいませんか。
九星気学は本命星別に吉方位や凶方位が異なるため、診断した上で自身に最適な方角を知ることが大切です。
ここでは、六白金星の人はどの方角が吉方位なのかをご紹介します。
基本性格や他の本命星との相性、2023年度の運勢についてもお教えしましょう。
自分にぴったりの方角を知りたい、2023年度の運勢を知りたい方は必見です。
九星気学の六白金星とは？
九星気学における六白金星は九星のうち「金」属性をもつ星です。
六白金星は、以下の生まれの人です。
- 1949年（昭和24年）2月4日～1950年（昭和30年）2月3日
- 1958年（昭和33年）2月4日～1959年（昭和34年）2月3日
- 1967年（昭和42年）2月4日～1968年（昭和43年）2月3日
- 1976年（昭和51年）2月4日～1977年（昭和52年）2月3日
- 1985年（昭和60年）2月4日～1986年（昭和61年）2月3日
- 1994年（平成6年）2月4日～1995年（平成7年）2月3日
- 2003年（平成15年）2月4日～2004年（平成16年）2月3日
- 2012年（平成24年）2月4日～2013年（平成25年）2月3日
- 2021年（令和3年）2月4日～2022年（令和4年）2月3日
六白金星の吉方位と凶方位
九星気学における吉方位とは、高運を呼び寄せる方角を指し、引っ越しや旅行の際にその方角に向かうと運気が上昇する方角です。
ここからは、六白金星の吉方位について紹介します。
六白金星の2023年吉方位
六白金星の2023年の吉方位は南西・北東・南です。
南西は「フラットな人間関係の構築」、北東は「副業などの副収入による収入増加」、南は「思考の変化による頭脳明晰化」の効果がみられます。
六白金星の2023年の運勢
2022年は多くの場面で成果や結果が得られた六白金星ですが、2023年は前年に引き続き、実りの収穫の年になります。
2023年は一年を通じて西に位置する「兌宮」に六白金星は回座しています。兌宮は沢・秋という象意があります。沢は周りの大地より低い所に存在しているので「窪み」であり、他の大地より土が「不足」しています。
その代わり、低い所に水が集まって沢となり、沢の水を求めて人や動物が集まり、「賑やか」になります。賑やかになり、人や物が集まれば自然と「悦び」が生まれます。
なので、六白金星の人は、これまでの努力が「水が低い所に流れていくように」自然に出てきて成果を上げる事が出来ます。成果は「多くの人に見られ評価され」、自分が成長する「悦び」を得られるでしょう。
さらに、それだけではなく、これまでの成果を振り返って何が「足りない」かもわかるようになるでしょう。兌宮は「悦こび」と共に「不足」を担う宮であるため、不足から新たな気づきを得られます。
不足が目標設定のヒントへ繋がるため、マイナスな意味で捉えるのではなく前向きに目標へ向かって必要な行動を取ることが重要です。
来年以降、もしかしたら目の前に必要な、次の目標に向けて必要なものを見つける時期に入ります。
ただし、今年六白金星の人には「歳破」という悪い気が付いています。歳破は「約束が破れる」という意味があります。スケジュールが予定通りに進まなかったり、相手の都合に振り回されるなどのトラブルが考えられるので、ある程度余裕をもって予定を組みましょう。
六白金星の月別運勢
- 1月：1月は地道な作業をコツコツして、2月以降の開運の準備をするのがお勧めです。
- 2月：これまでの知識では対応できない、新しい知識が必要な仕事が舞い込みます。そのため手間がかかりやすいのと、やり直しが必要になる事が多くあります。初めに目標を明確に定め、その目標のために必要な準備を行うとよい方向に進みます。
- 3月：先月からの流れが続き、新しい知識や新しい事を求められます。これを解決するために、人脈を築いたり、つないだり、助けてもらったり、助けたりと、人との縁が増えていきます。
- 4月：2～3月の成果から、予期せぬ出会いに恵まれます。これまでの努力の結果を問われる月なので、目の前の出来事が辛かったとしても、誘惑に惑わされずに頑張ってください。適切な距離感を意識して他者と関わりましょう。
- 5月：5月は何事にも精力的に取り組み、成長しよう、成果を出そうとする意識が高まります。向学心が高まるのは良いのですが、睡眠時間を削ったりして体力を減らしたり、邪魔が入った時に怒りを覚えやすくなってしまいます。気持ちを抑えずにいると人間関係に溝ができる恐れがあるため、体力も人間関係も、やる気とほどほどな距離感を意識しましょう。
- 6月：プライベートでの充実感が高まります。楽しい事や興味を持つことが増えて、5月のやる気が少し落ち着くでしょう。息抜きをして気持ちを楽しませ、リフレッシュをする事で、全ての運気が高まります。ただし盛り上がりすぎに注意で、謙虚な姿勢を忘れずに取り組んでください。
- 7月：普段よりミスをしがちです。特に、今まで何とかやり過ごせてきた「ヒヤリハット」が、今月は直撃をしてしまいそう。普段よりも報連相、礼儀、表現を意識し、注意を払って行動してください。
- 8月：7月のもやもやした感じが晴れて、一気に気分が晴れやかになり、知性も高まります。先見の明が得られる月でもありますが、感情的になりやすくなり、判断が揺らぎやすいという面もあるため、理性を保った行動・決断が大事です。
- 9月：怖い話ですが、この1年で一番調子が悪い時期になります。夏の疲れが出やすいので、体調管理を心がけ、無理はしないようにしてください。何か、未来に影響するような重要な物事の判断や決断をしなければいけないならば、必ず一回休憩を入れて、周りの人に意見を求めてから行いましょう。もし伸ばせるようなら、来月まで延ばしましょう。
- 10月：少しずつ運気が上向いてきます。これからの運気アップに向けての準備期間に当てると良いでしょう。競争は極力避け、対立する場面では妥協点を見定めてることを意識すると吉です。「対決・競争」より「準備・根回し」の月だと思ってください。
- 11月：今年で1，2を争う良い月です。どうやったら上手くいくかという戦略が閃いて、周りの人の協力も得やすいでしょう。8，9，10月で起こった事を踏まえ、準備してきた計画や温めていた企画を実行するとよいでしょう。
- 12月：11月と同じく、今年で1，2を争う良い月です。11月は個人プレーになりやすいですが、12月はチームプレイの月です。1人で物事を進めるのではなく、周囲の人に積極的に協力を求めましょう。
仕事中心でお話ししていますが、家族運や恋愛運なども、意識すべきポイントは同じです。例えば、恋愛ならば8，9，10月は浮き沈みが激しいですが、11，12月で落ち着いてきます。8，9，10月で軽々に判断せず、11月まで相手の評価を保留するのも良いでしょう。
その月の運勢に合わせて適切な行動を取るように気をつけてみてください。
六白金星の基本性格
六白金星の人は上昇・高級・一流思考があり、何事も人に先んじて行動したがる傾向があります。
一流思考は完璧主義につながり、几帳面で手抜きが嫌い。負けず嫌いで、自尊心がつよい傾向があります。
自尊心の強さと、これを守るための実力をつける努力が合わさると、誇りと信念がついてきて、言動に確かな信頼が生まれ、リーダーシップがついてきます。
これらはあくまで基本で、ここに「何月に生まれたか」が追加されると、更に詳しく調べる事が出来ます。もし興味がある方は、この記事の監修もしてもらっている、松平兼幸先生の鑑定をお勧めいたします。
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六白金星と九星ごとの相性
ここからは、六白金星と各九星との相性を見ていきましょう。
六白金星と他の星との相性
一白水星：穏やかな性格の人が多い一白水星の人とはよい関係を築けます。六白金星の人が、つい鋭い言葉を言ってしまっても、優しく受け止めてくれるでしょう。時にはたしなめてくれたりもします。その時は素直に聞くと吉です。
二黒土星：六白金星の人のやりたいことを理解してくれやすいでしょう。六白金星の人が理想を語るとき、二黒土星の人は現実を語ります。互いに足りないところを補い合うため、相性抜群です。もし合わないと思ったならば、相手の言葉は、自分の意思を否定しているのではないのだと考えなおせば吉です。
三碧木星：三碧木星の人の話に、鋭く言葉を入れてしまって、すれ違いが起こると凶です。話をじっくり聞いて、突っ込みたくなっても我慢して、話の展開を楽しむようにすると、適切な距離感が得られて仲良くなります。
四緑木星：出会ってすぐは六白金星の人が四緑木星の人に夢中になりますが、四緑木星の人の方が社交的で、目的意識をもって、無駄な事をしたくない六白金星の人とペースが合わなくなってきます。「こうしたほうが早くできるのに」と六白金星の人が思わず、むしろ自分がやらないでいる事をやってくれていると考えられれば吉です。
五黄土星：五黄土星の人は心が広く、六白金星の高いプライドも許容してくれるため、相性がいいです。ただ、対抗意識が強くなりすぎると凶です。「嫉妬は狐色に焼け」とは松下幸之助さんの言葉ですが、五黄土星の人に対してはこの言葉が全てです。
六白金星：価値観が似ているため相性ぴったりです。方向性が違っていても、尊敬の念を持ちあえる仲になるでしょう。もしそれが持てないと、相手を攻撃して、貶めて、自分が高い位置にいると思いたくなってしまいます。そうすると凶です。
七赤金星：相性がよく価値観も似ているため、付き合っても結婚しても上手くいきます。比較的、七赤金星の人の方がリードをするでしょう。七赤金星の人が良くしゃべって、六白金星の人が聞き手になりやすいです。きっかけはどうであれ、最終的に七赤の人が行動をして、六白の人が受け手になる関係です。
八白土星：八白土星の人は六白金星の人を救ってくれる頼もしい存在として相性がいいです。六白金星の人の我の強さ、意地になったり、やりたいと思っている事に対して「これが足りないよ」と注意をし、フォローをしてくれるでしょう。上司が八白土星だったら、少し厳しく注意されてしまうかもしれませんが、それは六白の力を高めるのに必要な注意です。
九紫火星：相性としては凶なのですが、それはぶつかり合いが起こりやすいためであり、六白金星の人を最も鍛えて、成長させて、良いものにしてくれると考えれば吉です。鍛えられない「金」は鉄鉱石のようなもので、「火」によって熱せられ、叩かれ、鍛えられ、一本の刀になるのです。
六白金星の高いプライドや強いこだわりを認めてくれる星の人とはよりよい関係を築けます。
六白金星の開運方法
六白金星の人はリーダーシップを発揮し周りの人を引っ張っていくタイプです。理想・目標を高く持ち、実現するために一生懸命になるでしょう。
上昇志向も強く負けず嫌いで、じっとしてることが苦手で、アクティブです。
これが強く出すぎると完璧主義となり、自分に厳しく他人に厳しいという人になり、愛嬌などが少なくなってしまいがちです。さらに「やっている自分が、なんでやっていない人を助けないといけないんだ」という、傲慢・冷徹な考えになってしまうと凶です。周りの人には、驕らず、やさしく接することで開運への道が開きます。
他者と関わるときには相手を立てることを意識しましょう。
まとめ
頭脳明晰で努力家であるため、カリスマ性が強く存在感が大きい六白金星。
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（監修 松平兼幸）
