吉方位とは
吉方位とは、ご自身の九星と相性の良い九星が回っている方位になります。人によって違いますので、吉方位検索システムを使ってお調べください。また、解説文でも簡単にご案内しております。
凶方位とは
凶方位となるのは五黄土星が回っている方位(五黄殺)と、その正反対の方位(暗剣殺)と、干支の正反対の方位(歳破)となります。
こちらに加え、ご自身の生まれの九星が回っている方位(本命殺)と、その正反対の方位(本命的殺)、月ごとの干支の正反対の方位(月破)、日ごとの干支の正反対の方位(日破)が凶方位になります。
また、「定位対冲」という凶方位があります。定位とは五黄土星が中宮にある時の九星の位置の事です。例えば、一白水星は北、九紫火星は南が定位になります。そして定位対冲とは、定位の星が正反対の位置に入る場合の事です。
定位対中は南北、東西、西北と東南といろいろな場合がありますが、注意を要するのは南北の場合のみです。つまり、「北に九紫火星が入る場合」と「南に一白水星が入る場合」です。
2024年は年盤に定位対冲はありませんが、3月、10月、12月の月盤が定位対冲となります。
方位のスペシャルケース
大歳について
大歳は「方位の影響を3倍にする」特別なケースです。年盤のみにあり、1年間通して同じ方位にあります。吉方位であっても凶方位であっても、方位の影響を3倍にするため、吉方位になっている人は是非お取りください。2024年は「南東」が大歳の方位になります。
逆に、凶方位になっている方は取らないようにしてください。悪い影響が3倍になってしまいます。
天道について
天道は「吉方位なら大吉方位に、普通方位なら吉方位に、凶方位なら普通方位・・・とまではいかないが、悪い影響を減らす」という特別なケースです。月盤に存在し、月ごとに変わります。今月の天道は「南西」になります。
グレーゾーンについて
吉方位でも、隣の方位に近く、吉方位の影響が顕著に出にくい範囲を「グレーゾーン」と言います。システムでは灰色で表示しています。地図をクリック・タップしていただければ、ポップアップが表示され、クリックした場所が吉なのか凶なのか、わかるようになっております。
同会について
「同会」とは、年盤と月盤の九星の並びが「同じ」になる場合です。これを「年盤と月盤の九星が会っている」という事で、「同会」と言います。年盤と月盤以外にも、月盤と日盤の場合も同会と言います。しかし、吉方旅行と引っ越しでは年盤と月盤の同会が重要です。
同会の場合は、方位効果が倍増します。なので、吉方位ならば効果は2倍に、凶方位でも悪い効果が2倍になってしまいます。
2024年は4月と25年1月が同会月となります。
2024年の年盤の凶方位
2024年の年盤では「西」に五黄土星があります。また、辰年なので「西北」が歳破となります。
そのため、今年一年間誰にとっても凶方位となる方位は
- 東 ー 暗剣殺
- 西 ー 五黄殺
- 西北 ー 歳破
となります。
残りの五方位の中で、お生まれの星によって本命殺や本命的殺が加わります。また月々の方位が加わる事によって、凶方位が増えたり、吉方位の影響が倍増したりします。
2024年12月の月盤について
24年12月の月盤は「四緑中宮」「南東・天道」「南・月破」となります。
年盤と合わせますと、2024年12月は
- 北 ー 定位対冲:月盤
- 東 ー 暗剣殺:年盤
- 南東 ー 暗剣殺:月盤
- 南 ー 月盤:月破
- 西 ー 五黄殺:年盤
- 西北 ー 歳破:年盤 月盤:五黄殺
の六方位が誰にとっても共通の凶方位となります。
2024年12月の吉方位
上記六方位が凶方位になるため、2024年12月に吉方位になりえる方位は、残りの
- 北東
- 南西
の二方位となります。しかし、ご自身の九星によっては、この方位も凶方位となる場合があります。詳しくは吉方位検索システムでご確認ください。赤・黄色が吉方位、無色が普通方位、青色が凶方位となります。
象意について
各方位、各九星には、それぞれ特徴があります。
「北=一白水星」なら「水」がキーワードになって、
「水で汚れを清めるから『癒し』」
「生命維持には水分は絶対必要。だから命を『養う』もの」
と言うように、色々な意味が含まれています。これらの意味を「象意」と呼びます。象意は沢山ありますので、一つ一つ解説するのは別の機会に回させて頂きます。解説文の中で「象意」と出てきたら、このような意味だとお考え下さい。
それでは、各方位の解説を行います。
北東:年盤(六白金星)が吉の方へ 年盤:北東 吉方位解説
2024年11月の北東が年盤月盤共に吉となる人は「二黒土星」「五黄土星」「八白土星」の方となります。
それ以外の方は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示され、「月盤のみ吉」の場合は、「旅行〇 引越△」。「年盤のみ吉」の場合は「旅行△ 引越〇」と表示されます。
年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
ちなみに、年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「北東+六白金星」は「猪突猛進」の方位
東北の象意は「山・高くなる・復活する」で、八白土星と同じです。こちらに「試練・充実・高級」などの意味がある六白金星が加わると、「猪突猛進」の方位となります。
東北=八白土星には「変化」という象意があります。この変化は、一日で急に価値が生まれるという、大変化を意味します。他の言い方をすると「革命」です。
そして六白金星の「試練・充実・高級」が重なるので、今のご自身の境遇や状況を、良い意味で大変化させることが起こるでしょう。今ある所から移動して、違う場所で活躍できるようになります。今の環境を変化させるきっかけを得る事が出来るでしょう。
仕事であれば出世・転職の象意ですし、学問であれば新発見や才能開花、大成長が見込めます。人間関係でも同様で、恋愛・結婚・家庭環境全てにおいて、今より良いものを求めるようになるでしょう。
基本的にこの方位の組み合わせだと「行動」が基本になります。求める目標が高くなり、高い目標を達成するために必要な気力が充実し、実際に行動をするようになっていきます。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
北東+六白金星は「猪突猛進」の吉方位!北東+六白金星の効果と注意点
また、こちらの記事では北東の方角が吉方位である場合の特徴や得られる効果について詳しくご紹介しています。あわせてぜひご覧ください。
北東の吉方位の特徴や効果とは?おすすめ開運行動と毒だし象意も紹介
北東:月盤(七赤金星)が吉の方へ 月盤:北東 吉方位解説
2024年11月の北東が年盤月盤共に吉となる人は「二黒土星」「五黄土星」「八白土星」の方となります。
それ以外の方は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示され、「月盤のみ吉」の場合は、「旅行〇 引越△」。「年盤のみ吉」の場合は「旅行△ 引越〇」と表示されます。
年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
ちなみに、年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「北東+七赤金星」は「潤い」の方位
東北の象意は「山・高くなる・復活する」で、八白土星と同じです。こちらに「悦ぶ・結婚・集まる」などの意味がある七赤金星が加わると「潤い」の方位となります。
日々の生活に潤いが出てきます。この潤いとはどういう事かについてご説明いたします。
毎日の生活全てに魅力を感じる事が出来るようになります。朝早く起きたら、鳥の鳴き声や光を爽やかに感じる事が出来、雨の日ならば雨音に癒しを感じ、花が咲いている事に気づいて癒されたり・・・と、普段だったら見逃していたような出来事が目について、かつ感動できるようになるでしょう。
自然に限らず、人においても同様です。八白土星の「変化」は、変化だけだと辛かったりもするのですが、七赤金星の「悦び」の効果のおかげて、「いろんな変化が楽しくなって、ご自身がそれに対応して変化するのも楽しくなる」という結果になります。
人の情けとか、優しさについて、今までは拗ねてしまって「どうせ自分なんか」とか「裏があるんじゃないか」とか、素直に受け取れなかったのがなくなり、素直に「ありがとう」と思えるようになります。
その結果、日々の刺激すべてが楽しくなります。これを総称すれば「人生に潤い」という事になります。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
北東+七赤金星は「潤い」の吉方位!東北+七赤金星の効果と注意点
また、こちらの記事では北東の方角が吉方位である場合の特徴や得られる効果について詳しくご紹介しています。あわせてぜひご覧ください。
北東の吉方位の特徴や効果とは?おすすめ開運行動と毒だし象意も紹介
南西:年盤(九紫火星)が吉の方へ 月盤:西南 吉方位解説
2024年12月の南西が年盤月盤共に吉となる人は「三碧木星」「四緑木星」の方となります。
それ以外の方は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示され、「月盤のみ吉」の場合は、「旅行〇 引越△」。「年盤のみ吉」の場合は「旅行△ 引越〇」と表示されます。
年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
ちなみに、年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「南西+九紫火星」は「成果を実感できる」吉方位
西南の象意は「大地・母・勤勉」で、二黒土星と同じ象意です。こちらに「火・光・光明」という象意をもつ九紫火星が加わると、「成果を実感できる」がキーワードとなる方位となります。
九紫火星の「光」を発するものは「太陽」です。太陽が大地の上にあれば、植物も動物も活動的になり、一気に成長します。夢を叶えるために努力してきた徳分や信頼、知識や金銭などによってできている「大地」に、太陽の光を受けて大成長し、今までの努力に価値があったんだとわかるようになるでしょう。
努力をこれから始めるという人にも良い方位です。暗い大地に太陽が昇り、日の出によって周りが明るくなるように、ご自身の置かれている状況が分かり、どっちに進めばよいかという方角もわかり、歩き出す事が出来るようになるでしょう。それは「やる気が出て来る」という形であらわれます。
一見地味で、成果がすぐに出ない(=二黒土星)のですが、これが将来においては大事な事だと理解できるようになる(=九紫火星)。または、今までの努力で得てきた成果(=二黒土星)を活かす方法が分かるようになる(=九紫火星)ので、「成果を実感できる」ようになるでしょう。
成果や成長を実感できるのは、人生において非常に幸せな事の一つです。なので、この組み合わせの方位を吉方位で取ると、人生に満足感を得て、充足感を得られ、自信がつき、更なる成長をする事が出来るようになるでしょう。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
南西+九紫火星は「成果を実感できる」吉方位!南西+九紫火星の吉方位効果と注意点
こちらの記事では吉方位について詳しく解説しています。基本的な吉方旅行の方法や吉方位の調べ方など、詳しくご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
【2024年最新版】吉方位を徹底解説!吉方旅行の方法や注意点
南西:月盤(一白水星)が吉の方へ 月盤:西南 吉方位解説
2024年12月の南西が年盤月盤共に吉となる人は「三碧木星」「四緑木星」の方となります。
それ以外の方は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示され、「月盤のみ吉」の場合は、「旅行〇 引越△」。「年盤のみ吉」の場合は「旅行△ 引越〇」と表示されます。
年盤の効果を得るためには3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
ちなみに、年盤月盤共に吉の場合でも、年盤の効果を得るためには3泊以上しないといけないのは変わりありませんので、ご注意ください。
「南西+一白水星」は「仲良し」の方位
南西の象意は「大地・母・勤勉」で、二黒土星と同じです。こちらに「癒し・水・養う」などの意味がある一白水星が加わると、「仲良し」の方位となります。
命の種を持っている土に癒しの水が加わる事で、豊かな土壌となり、数多くの命が芽を出し、成長します。土と水は平等に、仲良く全部の種に栄養を与えてくれるので、「仲良し」の方位となります。
まず、周囲の環境がどんどん良くなるでしょう。理解者に出会えてサポートしてもらえるようになるとか、友達が出来て穏やかな生活になっていくとか、家族仲が良くなって、ストレスがなくなっていくなどです。
ご自身については、これまで土の中で眠っていた才能や努力の成果が水を得て、成長する環境になります。精神面だけでなく物質面も同様で、独立とか事業を拡大するなどの重要な決断をするときに、助けてくれる仲間が増える事でしょう。良い人材に恵まれるという方位です。
注意点としては、自分以上の才能の人が仲間になった時、その人と自分を比較して、嫉妬してしまったり、やっかんでしまうと吉方位のエネルギーが無駄になってしまいます。
嫉妬するぐらいすごくても、その人は貴方がいないと能力を発揮できる場に恵まれない人と言えます。西遊記の孫悟空は、人間の三蔵法師よりも強いし、色々できるのですが、三蔵法師がいないと力の使い方を誤ってしまうのです。貴方が三蔵法師となって、孫悟空や猪八戒、沙悟浄たちみんなと仲良くなるようにコミュニケーションをすれば、更に方位のエネルギーは増していくでしょう。
そのほか、恋愛運など詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
南西+一白水星は「仲良し」の吉方位!南西+一白水星の吉方位効果と注意点
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吉方位による効果を最大限に受けるためには、正しい吉方位を把握することが非常に大切です。吉方位を詳しく知りたい方におすすめなのが吉方位検索システムです。日々変化する吉方位を一目でチェックできるため、ぜひ活用していきましょう!
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(文 松平兼幸)