この記事では九星気学を使って、「南東」に「七赤金星」が回っているとき、南東に旅行や引っ越しをしたらどんな運気が得られるかを解説しております。
方位と九星の組み合わせによっては、望みにぴったりの方位が他にあるかもしれません。吉方位通信では数多くの組み合わせの解説記事をアップしていますので、是非そちらもご覧ください。
注意点として、吉方位で旅行・引越しするのが前提です。人によっては運が悪くなる「凶方位」になる場合もあります。
旅行・引越しの前には、必ず吉方位検索システム・アプリで、移動先が吉方位かどうかを調べてください。
南東＋七赤金星は「楽しい出会いがある」吉方位！
南東そのものの象意は「四緑木星」と同じで、「風」の象意です。「風のうわさ」「風の便り」と言われるように、「遠くの事を近くに持ってくる」という事から、「整う・信用」が。長い距離を動いてくるから「長い」という事になります。
こちらに「悦ぶ・結婚・集まる」という象意をもつ七赤金星が加わると
「楽しい出会いがある」
方位となります。
七赤金星の象意の「悦ぶ」ですが、なぜ悦ぶかというと、「楽しい」からです。他にも悦びに繋がる事としては「願いが叶う」とか「苦痛が去る」などもありますが、七赤金星の悦びは、わいわいがやがや、にぎにぎやかやか、の、お祭りのような楽しさから生まれる悦びです。
そんな「楽しさ」と「縁が結ばれる」のですから「楽しい出会いがある」事になります。
南東と七赤金星が一番得意なのは「恋愛運」なのですが、別にそれだけに限りません。仕事運なら気持ちよく働ける良い職場に縁が出来て「仕事が楽しく」なったりします。
人間関係で出れば、「一緒に楽しめる生活を送る事が出来る人」と出会えたりします。家庭運のように、すでに出会っている人とだったならば「お互いが生活を楽しめるような関係に発展していく」事になるでしょう。
それでは、各運気について詳しくお話しいたします。
「南東＋七赤金星」に行った場合の恋愛・結婚運
独身の方の場合
独身の方の場合、まず「恋愛や結婚をしたくなる」ようになります。
もともと恋愛・結婚をしたい人ならば必要ありません。ただ、過去に恋愛で酷い目に遭って、もう一度恋愛をする気になれない人とか、そもそも恋愛や結婚についてマイナスイメージを持っている人が南東＋七赤金星に行くと、マイナスイメージが改善されていきます。
マイナスイメージが改善された後は、恋愛・結婚に対して、プラスの所を見ることが出来るようになります。プラスの所に注意が向けば、自然と心が「楽しく」なってきて、希望や夢を持てるようになります。
恋愛・結婚に対して前向きになれたならば、次は行動をする事になります。七赤金星の「賑やか」という象意が、人との関係においては「社交的」「話が面白いので人気者になる」という結果を生みます。この「社交的で人気者」が、ある特定の人＝意中の人に出れば、相手の気持ちを得て、結婚という事になるのです。
ここまでくれば後は出会うだけです。出会う人は共感力があり、かつとても話をする人でしょう。
「わかるわかる～。それってこうだよね。これは〇〇がとっても面白くて・・・」
と、共感してくれるし自分の感想も言って、話をどんどんしてくれるタイプの人と縁ができやすくなります。ただ、自分があまり知らないジャンルの話をするのは苦手です。共感はしてくれるのですが、例え話をして、自分の理解できる範疇に落とし込もうとするでしょう。
ここで「いや、そうじゃないんだよ」とか「誤解があるなぁ」などと思わないでください。頑張ってあなたと話を合わそうとしてくれているのです。
意中の相手がいらっしゃる場合は、その方と仲良くなる機会が増えてきます。できるだけ飲食を一緒にするようにすると縁が深まりやすくなります。また、長時間の会食をするのではなく、ちょっとした休憩時間を一緒に取るとか、差し入れのケーキをみんなで食べるなど、「細く長く」機会を作るのが象意にあっています。
パートナーがいらっしゃる場合
既に恋人・パートナーがいらっしゃる場合は、その先の段階、結婚や同棲などに進んでいくでしょう。
お二人の仲が深まるのは勿論、相手の親族や友人とも関係が出来て、親しくなっていくでしょう。
この時、どうしてもある程度以上親しくなれない場合もあります。それはむしろ、その距離感が現時点では一番良い関係となるからなので、無理しないでも構いません。
楽しい出会いがある＝誰とでも同じように仲良くなる、という事ではありません。人によって一番楽しい関係を作れる距離感があるので、無理をして同じにすることはありません。
この場合逆もまた真なりで、とにかくベタベタな関係になるケースもあります。
「実は恥ずかしくて言えなかったけれど、もっと一緒にいたいんだ」
と思っていて、相手も同じように思っていたならば、それが「楽しい関係」なので、ベタベタになるのもあります。
「南東＋七赤金星」に行った場合の家庭・人間関係運
上記の恋愛・家庭運でお話ししたように、貴方と相手が、一番楽しい関係になるようになるでしょう。
相手との関わり方がベストになるので、他人ごとに言い方や接し方が異なります。夫にはベストの接し方でも、長男には悪い接し方かもしれません。
これらの違いが分かるようになり、貴方が無理をして相手に合わせる事がなくなります。
「こういう事を望まれても私は出来ないから、ある程度距離を置こう」とか
「望んでもその通りに動いてくれないから、高望みはやめよう」など、
一歩間違えたら諦観・諦めの境地の心境に見えますが、実際の人間関係はストレスがない、非常に楽しい関係を作ることが出来るようになるでしょう。
無理して仲良くなるのではなく、自然と仲良くなる。喧嘩や衝突が無い、適切な関係に至れるので、楽しく過ごす事が出来るようになるのが南東＋七赤金星です。
「南東＋七赤金星」に行った場合の仕事・学業運
南東の象意の一つに「柔軟な思考」があります。これが「多くの相手と友好的な関係を築く」という七赤金星の象意と上手く一緒になり、「楽しい出会い」が生まれます。
これが仕事運で出る場合は、良いビジネスパートナーとの出会いが一番自然に出てきます。
同僚として気の合う人と仕事が出来るようになるとか、新しい部下とウマが合うなど、会社の人事関係で出て来る事が多くあります。営業のような、外部の人と会う事が多い仕事をしている場合は、取引先との関係が上手くいくようになるでしょう。
企画・広報・マーケティングなど、顧客との関係を良くする仕事をされているならば、顧客満足度を高めるためにどうしたら良いのか、というアイディアが多く出て来るでしょう。現場なら動線を考え直すとか、掃除をこまかくするなどが出てきます。
その他、お仕事によって出方は異なりますが、ご本人が「楽しい」と思える事と縁が出来るとお考え下さい。
学業においては、興味のある事をする事が吉になります。そこから新しい人脈も築けますし、成長していくでしょう。
「南東＋七赤金星」に行った場合の精神・健康運
「もっと自己犠牲をして、相手に尽くさないといけないのではないか」とか
「こんなことを言ってしまったら嫌われてしまうのではないか。嫌われるよりは自分が我慢した方が良いから言わないでおこう」
等、我慢してその場を乗り切る事が少なくなってきます。
「これ以上は自分が不幸になるから、出来ないって言おう」
「それで嫌われてもしょうがないよね」
「でも、気を悪くさせないように上手く言葉を選んで言おう」
と考えるようになり、精神が疲れないようにふるまう事が出来るようになるでしょう。
勿論、今まで出来なかった人がいきなりできるようにはなりませんが、恐怖を覚える事は少しずつ少なくなってくるでしょう。そうすれば健康も良くなってきます。
「南東＋七赤金星」に行った場合の金運・財運・不動産運
七赤金星が「お金」の象意を持っていますので、非常に金運がアップします。
更に南東は「縁」の象意です。さらに七赤金星のお金とは「売り買いした結果利益を得られる」という意味になります。
なので、こちらが「売りたい」と思っている商品を買ってくれる人と縁が出来る。
または自分がこういう商売をやりたい、と思っていたら、助けてくれる環境が整ってくるなど、ビジネス運が高まる形で金運がアップしていきます。
「売りたい」または「買いたい」という商品があるならば、この商品の売買で利益が出ます。
事務職など、売買にあまり関りがなく、また副業などもなさっていない方の場合は、ちょっと小金を得る機会に恵まれるなどの形で、金運が上がります。
「南東＋七赤金星」に行った場合の注意点
良縁が多く結ばれ、楽しい関係を沢山増やす事が出来るのですが、スケジュール管理に支障をきたすほどやってしまうと逆効果です。
今日はAさんと会食をして、明日はBさんとゴルフ。もちろん仕事はしっかりこなしてその上SNSで繋がっている人へ返信をして・・・と、休む暇がなくなるくらいスケジュールを入れてしまうと、ちょっとのミスで大変なことになってしまいます。
人間関係だけでなく、習い事でも同じです。楽しくなって予定を入れすぎないよう、注意してください。
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（文 松平兼幸）
