この記事では九星気学を使って、「南東」に「一白水星」が回っているとき、南東に旅行や引っ越しをしたらどんな運気が得られるかを解説しております。
方位と九星の組み合わせによっては、望みにぴったりの方位が他にあるかもしれません。吉方位通信では数多くの組み合わせの解説記事をアップしていますので、是非そちらもご覧ください。
注意点として、吉方位で旅行・引越しするのが前提です。人によっては運が悪くなる「凶方位」になる場合もあります。
旅行・引越しの前には、必ず吉方位検索システム・アプリで、移動先が吉方位かどうかを調べてください。
南東＋一白水星は「無から有が生じる」方位
南東に一白水星が入ると、「無から有を生じる」という効果が得られます。
南東は「植物」の象意があります。東や三碧木星も同じ象意がありますが、こちらは「若木」と、まだ目を出して間もない植物です。
南東＝四緑木星の植物は、成長し、しっかりと根を張り、大きくなった「木」「大木」という植物です。そして植物が揺れ動く時は風が吹いているという事で、「風」という象意も出てきます。
こんな「木」「大木」の元に、一白水星という「水」の象意を持っている星が入ります。大木の根は地上からは見えません。ですが確実に水を吸い、隅々まで水をいきわたらせ、癒し、回復させ、成長させています。なので「無から有を生じる」方位となります。
なので、目には見えないけれども、人間関係や仕事などを良くする事が得られやすくなるでしょう。
また、得るだけではなく、ご自身が与えるように行動出来たり、考えられたり、気が回ったりするようになって、人間的に大きく成長できるでしょう。
「南東＋一白水星」に行った場合の恋愛・結婚運
信用が高まり、良縁に恵まれる機会が増えます。
燃えるような恋よりも、お互い不安になる事がない、安心できる相手と出会う事になるでしょう。すでにお付き合いしている方がいれば、その方と更に仲良くなります。
まだ相手がいない場合は、貴方の気持ちを癒してくれる人との出会いがあります。察して癒してくれる人なので、非常に優しい人でしょう。もちろん、それに甘えて、ただ受け取るだけではいけません。こちらからもお返しをしてあげましょう。
安心できる相手、というのは、形を変えると「信頼できる人からの紹介」になります。なのでお見合いとか、友人主催の合コンとか、友人の結婚式の二次会とか、双方ともにある程度身元がはっきりしている状態での出会いの場に行くと、南東＋一白水星の象意を活かすことが出来るでしょう。
また、出会いの場に行くのと一緒に、お付き合いしようと思う場合は、相手の気持ちに寄り添うようにしてあげると吉になります。
一白水星は水、南東は風。どちらも隙間を見つけて中に入って、癒す事が出来る九星です。吉方位の効果でご自身が癒されたら、今度はあなたが相手を癒してあげましょう。そうすると相乗効果で、更に恋愛・結婚運が高まります。
「南東＋一白水星」に行った場合の家庭運
恋愛運の所でお話ししたように、相手の気持ちに寄り添う事が出来るようになるでしょう。その結果、家庭運がアップしていきます。
例えば
「もう〇〇が辛くて辛くて・・・」
と愚痴や悩みを家族の誰かが持っていて、口に出したとします。
この時に
「××すればいいじゃないか」
と解決策を言うのではなく
「それは大変だったね」「どんなことがあったの？」
と、まずは
「私は、あなたが、辛い状況に置かれている事を、理解し、辛さを共有しようとしている」
とアピールする事が出来るようになります。
これまで、上記の対応が自然とできている方は、それがますます上手くなるでしょう。
出来ていない方は、まずは上記のような対応をするように心がけてください。そうすると、不思議と「早く結論を言ってよ」とイライラせず、相手の話を最後まで聞くことが出来ている事に気づくでしょう。
こうすれば、家庭の悩みや辛さが減っていきます。悩みや辛さが減っていけば、自然と幸せが増していきます。
「南東＋一白水星」に行った場合の仕事・学業運
南東は「信用」の方位。なので信用を高める行為をする事がお勧めです。
営業などであれば、定期的にお客様や取引先と連絡を取りましょう。
そして、どんな小さな依頼でも、すぐに行動し、丁寧に対応する事で、信用が増します。
「どうもそういう、きめ細やかなやり取りは苦手で・・・」
という人もいらっしゃるでしょう。ですが、南東＋一白水星の吉方位に行けば、自然と相手の事を気にかける回数が増えて、信用が増していくでしょう。
一白水星の象意は「愛情」。組めども組めども枯れない井戸のように、相手に対しての愛情があふれ出て、気にかけ続けることが出来れば、自然と成長・成功します。
信用や愛情は目には見えませんが、確かにあるので「無から有を生じる」事になります。
これが学業ででれば、勉強そのものが好きになって、成長する事になります。
「初めは就職 or 転職 or 昇進の為に、しょうがないから始めた勉強だけれども、やってみると面白くなってきた」
という心境になり、成績が向上するでしょう。
「南東＋一白水星」に行った場合の精神・健康運
気持ちが穏やかになり、基本的に自然体で過ごすことが出来ます。
例えば、嫌なニュースがSNSで流れてきたとしても、イライラする事がなくなります。
「日本は終わっている！」「子連れ様とは何事だ！」「絶望した！」
などの否定的な言動を聞いたとしても、
「そうかもしれないけれど、私がするべきことはこれだ」
と、必要以上にイライラする事がなくなり、穏やかな精神状態を保つことができるでしょう。
健康運では大腸や小腸、十二指腸などの「腸」の調子が良くなります。なので、便秘気味の人、または下痢気味の人。そしてストレスで胃腸を痛めてしまっている人にお勧めです。
また、普段の生活では、整理整頓をしたくなってきて、家や部屋がきれいになる。
規則正しい生活をしたくなって、自然と健康になる。
または仕事が忙しくてお休みが取れなかったのが、状況が変わってお休みできるような環境になってくるなど、イライラする環境でなくなるような運の流れになっていくでしょう。
「南東＋一白水星」に行った場合の金運・財運・不動産運
南東も一白水星も、信用とか、人に好かれやすくなる象意です。そのため、この3つの運気は全て、間接的に運気アップします。
例えば、人に好かれ、信用された結果、財産のある人と結婚し、資産家の仲間入りをするという場合があります。
そこまでいかなくても、仕事を通じて金運がアップしますし、信用できるFPと出会って、資産運用が順調に進むなどの形で、財運もアップするでしょう。
「北＋七赤金星」に行った場合の注意点
「將欲奪之、必固與之」（将にこれを奪わんと欲すれば、必ず固くこれに与えよ）：老子
の言葉が、南東＋一白水星の吉方位に行った時の注意点です。
良い縁を結べたら、結んだ相手（会社・上司・部下・友人・家族・恋人・夫婦等）に対して、気にかけるようにして、愛情を持ち続けるようにしてください。
難しい事ではなく、お礼と感謝の気持ちを持って、挨拶したり贈り物をしたりしてあげれば大丈夫です。そうすれば、組めども組めども尽きぬ水という事になって、ずっと良い関係を得る事が出来ます。
これをしないで、ただ相手からの善意を受け取るだけだったり、または
「これぐらい貰って当然」
という気持ちがあると、せっかくの吉方位効果が逆転してしまい、凶となってしまいます。
まずは与える。そうしたら、得られるでしょう。
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吉方位による効果を最大限に受けるためには、正しい吉方位を把握することが非常に大切です。吉方位を詳しく知りたい方におすすめなのが吉方位検索システムです。日々変化する吉方位を一目でチェックできるため、ぜひ活用していきましょう！
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（文 松平兼幸）
