暗剣殺とは、自分の行動に関係なく、「他動的」に悪い事が起こりやすくなってしまう凶方位です。
本記事は暗剣殺とは何か、九星気学における暗剣殺の意味・特徴や、暗剣殺に行ってしまった場合、気をつけたい過ごし方や具体的な対策について、詳しく解説しています。この記事を参考に、より良い毎日を過ごすヒントを見つけてください。
暗剣殺という言葉を聞くと、強い凶意や避けたい災厄ばかりが印象に残り、不安を覚える方もいるかもしれません。
ですが、九星気学における意味や発生の仕組み、起こりやすい影響の捉え方、気をつけたい行動、対策の考え方を順に理解しておけば、必要以上に恐れず落ち着いて向き合いやすくなります。
この記事では、暗剣殺の基本から方位の調べ方、日常で意識したい備えまでを、初めての方にもわかりやすい形で整理して解説します。
九星気学の考え方を知る読み物として参考になる内容です。
九星気学における「暗剣殺」とは? 暗剣殺の影響と基本の意味と特徴について
九星気学でいう暗剣殺は、「暗闇から、剣が出てきて、弑される」という意味を持っています。自分ではわからない所からの攻撃という事で、思いがけない対人トラブルや事故、損失など、注意してもしきれない所から生じる災いに注意したい方位とされます。
自分の努力だけでは避けにくい出来事が重なりやすいと解釈されるため、まずは意味と仕組みを落ち着いて理解しておくことが大切です。
必要以上に恐れず向き合うためにも、九星気学上どのような性質を持つ方位なのかを整理しておきましょう。
ここでは、暗剣殺の基本的な意味と発生の考え方を以下で詳しく解説します。
暗剣殺=他動的で突発的な災厄をもたらす、注意したい方位
暗剣殺は、九星気学・方位学で、凶意が強い凶方位の一つです。
「他動的」とはあまり普段使われない言葉だと思います。これを英語で言うと「Passive」となるようで、この方が意味が伝わりやすいと思います。
passiveなので「常に自分以外の所から影響が及んでくる」事になります。例えていえば、常に逆風が吹いてくるとか、常に雨に降られるというような、周りの環境から影響をうけることを「他動的」と言います。
これが暗剣殺だと、他動的に「悪い影響」を受けることになるとされます。
なので、誤解されてしまったとか、風評被害を受けるとか、相手の事情によって停滞が起こるなど、事前に想像できない。できたとしても食い止めにくい出来事が起こり、思うように物事が進まないと解釈されます。
もし暗剣殺の方位に旅行や転居をしなければいけない場合は、帰ってきた後、仕事の重要な判断をする時や、家庭の約束をするなどの時に、慎重に考える事が大切です。
特に、余裕のないスケジュールを組んでしまうと、後述の、他動的な災いにより、予定が狂ってしまいやすくなります。なので余裕がないけど、勢いで「なんとかなるさ」と決めず、周囲の状況を確かめながら一歩ずつ判断したほうが安心です。
暗剣殺=五黄土星の対面にあたる方位(発生の仕組み)
そんな暗剣殺はどういう方位なのかというと、九星気学・方位学では、「五黄土星が位置する方位の180度反対の方位」です。
例えば、2026年の年盤(=1年間の方位の吉凶を司る盤)で、五黄土星が入っている方位は「南」になります。

2026年 年盤
暗剣殺はこの180度反対の方位なので、南の反対の「北」が暗剣殺の方位となります。
このように、運気の配置を司る「方位盤」は「年」「月」「日」ごとに変わっています。なので、年盤では吉だけど、月盤では暗剣殺という事もあり得ます。その日1日の吉凶を司る「日盤」であれば、それほど大きな問題は起こりづらい(起こらないわけではない)ですが、「年盤」はもちろん、その1月の吉凶を司る「月盤」だと、問題の規模が大きくなってくるので、宿泊を伴う移動の場合は、年盤月盤の九星の確認が欠かせません。
暗剣殺をとる場合、特に気を付けてほしい事
暗剣殺に限らず、凶方位に行った場合は、注意が必要です。
が、必要以上に怖がる必要はありません。「備えあれば憂いなし」というわけで、各凶方位に行った時に、どんなことが起こりやすいのかを知っておけば、行動を整えられますし、対策も行えます。
更に凶方位について詳しくは、以下の記事をご覧ください。凶方位に行ったとしても、十分何とかなると書いてあります。
凶方位に行かなければならないときの対策を紹介! 凶方位を恐れるなかれ
暗剣殺の注意点その1:予測不可能なトラブルや事故への注意
上述の「他動的で突発的な災厄をもたらす、注意したい方位」でお話ししたように、暗剣殺の凶方位をとると、他動的に悪い影響が起こり、本人に大きな落ち度がないのに、予想外の事故や障害が起こりやすいと解釈されます。
この記事を書いている時期は、ちょうどアメリカとイランの戦争の真っ最中です。このレベルの他動的なトラブルに巻き込まれるとは言いすぎですが、移動する時の機械の不調、予定のずれ、周囲の事情による巻き込まれなど、普段の日常の流れが乱れやすいというのが起こりやすくなります。
これが、疲労がたまっている状態で起こったり、仕事や家庭で変化が多い時期に起こると、精神的な負担が増しやすいでしょう。
そのため、時間に余裕を持ち、確認を丁寧に重ねながら無理な判断を避けるようにするのがおすすめです。
急ぎの決定ほど慎重に進め、予定が重なりそうな時期ほど、時間の余裕を持ち、予備の対応まで考えておくと、暗剣殺を影響をスルーすることができます。
暗剣殺の注意点その2:人間関係の悪化と予期せぬ金銭的損失
暗剣殺の凶方位をとった場合、人間関係と金銭面はどうなるのでしょうか。
繰り返しですが、暗剣殺は他動的な災いが起こりやすくなり、ご自身では予想外の所からトラブルが起こりやすくなる凶方位です。
では、人間関係でこれがどう起こるのかというと、例えば「一緒に新しい事を始めよう」とお誘いをされるのですが、この新しい事がなかなか上手くいかず、空気が悪くなり、自然と一緒にやっている人とも関係が悪くなる・・・とか、自分の部下とか同僚とかがトラブルを起こし、そのトラブルからあなたも悪いのではないかと、風評被害を受けたりする事があります。
金銭面でも同じような事が起こりやすくなります。人から誘われて時間とお金を使ってみたけど、失敗してしまい損をするとか、失敗をごまかすためにお金を使ってしまって、結果損をするというケースもあります。
これらを避けるためには、第一に感情的に反応しないように注意する事です。自分のせいじゃないのにトラブルが起こると、イライラしやすいものです。ですがここでイライラすると傷が広がってしまうでしょう。
このようなトラブルを避けるためにも、大きな買い物や重要な交渉ほど急がず、条件確認や記録を丁寧に行う姿勢が損失の回避につながります。
また、口約束で物事を進めず、メモや日記、動画などで話し合いの内容残し、後で確認できる形で残しておくことが、後から自分を守る備えにもなるでしょう。
暗剣殺の注意点その3:新規事業の立ち上げや重要な契約事
新規事業の立ち上げや重要な契約は、将来への影響が大きいぶん、暗剣殺の方位ではいっそう慎重に進めたいテーマです。
特にいけないのは、条件の見落としや相手との認識のずれです。これこそ「暗闇からの剣」そのものです。
ここを曖昧にして、文書などの形にして残さないと、開始後の費用負担や責任範囲の食い違いにつながった時に、問題が大きくなります。また、表面上は順調に見えても、後から予定外の問題が表面化することもあるでしょう。
そのため、まずは急いで結論を出すのではなく、契約条件、支払い時期、役割分担などを一つずつ確認し、形に残して進めてください。
形に残すことに対して相手が嫌がったとしても、行ってください。そうしないと、後でもっと問題になる可能性が高いです。
また、決定するまでに時間があり、見直す余地があるなら無理に急がず、第三者への確認もして、丁寧に判断してください。
暗剣殺の注意点その4:引っ越しや長期旅行などの大規模な移動
暗剣殺の方位に引っ越しや長期旅行をする場合は、特に注意が必要です。
その理由は、暗剣殺は「家族全員」が凶方位の影響を受けてしまうからです。
別の記事で「本命殺」について書きましたが、これに加え「本命的殺」については、この凶方位に当たる人「単独」で運気が悪くなります。
しかし「暗剣殺」「五黄殺」「歳破」「月破」「定位対冲」については「移動した全員」が、運気が悪くなってしまいます。
特に引越しは生活環境が変わることが多いです。それだけで負担が増加するのに、凶方位の影響まで加わると、心身の疲労が増しやすい事になります。
転勤や移住、進学などで、やむを得ず凶方位に引越す、または長期滞在する場合は、日程に余裕を持たせ、宿泊先や住環境の条件を細かく確認し、経由地や移動手段も含めて無理のない計画に整えることが大切です。
そして、もし出来れば、ご家族や同行者との皆さんにも、凶方位とは言わず、「トラブルが起こっても笑っていこうね」と話し、事前に心構えを作っておくと、混乱をより防ぎやすくなるでしょう。
暗剣殺の凶作用の影響が持続する期間の目安
暗剣殺の影響期間は、吉方位の期間と同じく、年盤や月盤の種類や、移動距離や宿泊日数で変化します。
年盤で暗剣殺をとった場合は、約1年半。ただし、移動距離や宿泊日数によっては、最長で11年半。
月盤の暗剣殺をとった場合も約1年半。ただし、移動距離や宿泊日数によっては、最長で5年。と言われます。
この間、ずっと悪い状態が続くというわけではなく、大体移動後1年以内に大きな影響が出て、残りは少なくなります。また、凶方位の後に吉方位に行けば、悪い事が起こった後に良い事が起こって、結果として相殺されるという事もあり得ます。
どれぐらい凶方位の影響が出るのかという時期が分かっていれば、必要以上に長く不安を引きずらず、冷静に予定を組み立てやすくなると思います。
また、効果時間の違いについて詳しくは、下記記事をご覧ください
自分の星と暗剣殺の方位を正確に調べる方法
暗剣殺をはじめとる凶方位を確認するときは、まず自分の本命星を把握し、次に移動する年・月の九星の配置を調べ、どの方位が凶方位なのかを見ていきます。
この凶方位の調べ方を知っておけば、引っ越しや旅行、長期滞在などの予定を考える際に、運が悪くなる凶方位を選ばず、運が良くなる吉方位を選ぶことができます。
そこでまずは本命星の出し方と、盤の見方(ここでは年盤で解説)、吉凶方位の確認の流れを詳しく解説します。
本命星の調べ方(早見表と自動計算の活用)
本命星は、生まれ年をもとに九星気学の早見表で確認する方法が簡単です。以下の早見表を参考にしてください。
注:1月1日から2月3日までに生まれた方は、生まれた年の前年の本命星になります。例えば、2008年1月30日生まれの人は、その前年。2007年生まれと九星気学・方位学では考え、本命星は二黒土星となります。
| 本命星/ほんめいせい早見表 | ||||||||||
| 一白水星/いっぱくすいせい | 1945年 | 1954年 | 1963年 | 1972年 | 1981年 | 1990年 | 1999年 | 2008年 | 2017年 | 2026年 |
| 二黒土星/じこくどせい | 1944年 | 1953年 | 1962年 | 1971年 | 1980年 | 1989年 | 1998年 | 2007年 | 2016年 | 2025年 |
| 三碧木星/さんぺきもくせい | 1943年 | 1952年 | 1961年 | 1970年 | 1979年 | 1988年 | 1997年 | 2006年 | 2015年 | 2024年 |
| 四緑木星/しろくもくせい | 1942年 | 1951年 | 1960年 | 1969年 | 1978年 | 1987年 | 1996年 | 2005年 | 2014年 | 2023年 |
| 五黄土星/ごおうどせい | 1941年 | 1950年 | 1959年 | 1968年 | 1977年 | 1986年 | 1995年 | 2004年 | 2013年 | 2022年 |
| 六白金星/ろっぱくきんせい | 1940年 | 1949年 | 1958年 | 1967年 | 1976年 | 1985年 | 1994年 | 2003年 | 2012年 | 2021年 |
| 七赤金星/しちせききんせい | 1939年 | 1948年 | 1957年 | 1966年 | 1975年 | 1984年 | 1993年 | 2002年 | 2011年 | 2020年 |
| 八白土星/はっぱくどせい | 1938年 | 1947年 | 1956年 | 1965年 | 1974年 | 1983年 | 1992年 | 2001年 | 2010年 | 2019年 |
| 九紫火星/きゅうしかせい | 1937年 | 1946年 | 1955年 | 1964年 | 1973年 | 1982年 | 1991年 | 2000年 | 2009年 | 2018年 |
近年は、生年月日を入力するだけで本命星を表示できる計算ツールもありますので「生まれ年 九星」と入れて検索してもわかると思います。
吉方位の調べ方
ご自身の本命星がわかったら、次は相性の良い九星を調べます。この相性の良い九星が、年盤や月盤で巡っている方角が「吉方位」となります。
相性の良し悪しは「陰陽五行説」に基づいて決まります。各九星の吉方位と凶方位の一覧表をご覧になって、調べてください。
| 本命星 | 吉方位になる九星 |
| 一白水星 | 三碧木星、四緑木星、六白金星、七赤金星 |
| 二黒土星 | 六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星 |
| 三碧木星 | 一白水星、四緑木星、九紫火星 |
| 四緑木星 | 一白水星、三碧木星、九紫火星 |
| 五黄土星 | 二黒土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星 |
| 六白金星 | 一白水星、二黒土星、七赤金星、八白土星 |
| 七赤金星 | 一白水星、二黒土星、六白金星、八白土星 |
| 八白土星 | 二黒土星、六白金星、七赤金星、九紫火星 |
| 九紫火星 | 二黒土星、三碧木星、四緑木星、八白土星 |
注:相性の良い九星は、本当はご自身の本命星も含まれます。しかし、方位学ではご自身の本命星がある方位は「本命殺」という凶方位になってしまうので、表からは外しています。
凶方位の調べ方
凶方位は、年盤・月盤・日盤を合わせると8つあります。
- 暗剣殺
- 五黄殺
- 本命殺
- 本命的殺
- 歳破
- 月破
- 日破
- 定位対冲
です。これらは単独で表れる時もありますし、2つ以上が同時に出てくる場合もあります。
なお「日破」だけは、影響する期間や強さが「最も弱い」凶方位です。一応凶方位だから入れていますが、ほとんど気にしないで大丈夫なものです。
ただ「特別な大会がある」とか「プレゼンの日だ」とか、何か重要な事がある日に、大会会場や試験会場が日破の方位だと、実力を十分発揮できないかもしれないので、調べておいた方が良いでしょう。
2026年の月盤における暗剣殺の方位一覧
全ての凶方位の調べ方は別の記事で解説させていただきます。
この記事では、暗剣殺の調べ方を解説させていただきます。
すでに「暗剣殺=五黄土星の対面にあたる方位(発生の仕組み)でお伝えしたように、暗剣殺は五黄土星の対面、180度反対に当たる方位の事を言います。
そしてこの暗剣殺は、年盤だけでなく、月盤・日盤においても出てきます。
この内、日盤の暗剣殺は、前述の日破と同様、それほど大きな影響力を持たないので省略させていただき、月盤の暗剣殺の方位を、表でお見せいたします。
この表に書かれている方位は、その月は、「誰にとっても凶方位」となりますので、移動する予定がある人はご注意ください。
また、本命星によってはまた凶方位が増えてしまいます。なので確実に吉方位に行く場合は、松平兼幸監修の吉方位検索システムでお調べになるのをお勧めいたします(すこし宣伝させていただきます)。
| 年月 | その月、誰にとっても凶となる方位 |
| 26年4月 | 西北(暗剣殺・月破)、東南(五黄)、南(定位対冲) |
| 26年5月 | 北西(月破) |
| 26年6月 | 東南(暗剣殺)、北西(五黄)、北(月破・定位対冲) |
| 26年7月 | 東(暗剣殺)、西(五黄)、東北(月破) |
| 26年8月 | 南西(暗剣殺)、東北(五黄・月破) |
| 26年9月 | 北(暗剣殺)、南(五黄)、東(月破) |
| 26年10月 | 南(暗剣殺)、北(五黄)、南東(月破) |
| 26年11月 | 東北(暗剣殺)、南西(五黄)、南東(月破) |
| 26年12月 | 西(暗剣殺)、東(五黄)、南(月破) |
| 27年1月 | 西北(暗剣殺)、南東(五黄)、南西(月破)、南(定位対冲) |
| 27年2月 | 南西(月破) |
| 27年3月 | 東南(暗剣殺)、北西(五黄)、西(月破) |
これに加え、2026年の年盤では「北」が暗剣殺になります。
移動の前に、自宅から見た移動先が、どの方位に当たっているかを調べておくと、不意のトラブルへの覚悟ができやすくなるでしょう。
暗剣殺の影響を減らす、暗剣殺の緩和策4選と代替案2案
ここまで暗剣殺の影響について話してきましたが、それでも移動しなければならない時があると思います。
事実、監修者の松平兼幸も、冠婚葬祭や親戚づきあいなどにより、2025年は暗剣殺の方位を4度もとっています。その結果は松平兼幸のオンラインサロンで定期的に報告しております。26年6月ごろから、DMMオンラインサロンから変わり、Youtube Liveなどで開始する予定ですので、気になる方はご参加いただければ幸いです。
それはさておき、方位鑑定師だからこそ、移動時の工夫、移動後の対策、心構えなどを駆使し、凶方位に行ったとしても、その悪い運気を減らす「緩和策」や「代替案」を知っています。
ましてや実際に体験し、遂行し、検討していますので、信頼していただけると思います。以下で凶方位に行った時の緩和策を詳しく解説します。
緩和策1|吉方旅行・引越し
さて、どうしても凶方位に旅行・引越しをしなければならなかった場合の「緩和策」として最も簡単なのが、吉方旅行 o r引越しをして、カバーをする方法です。
注意点として、引越しの場合は、出発点を引越し先から考えるために、新居に最低60日、出来れば74日以上寝泊りをした後に、吉方旅行とか引越しを行ってください。そうしないと、以前の家からの方位も混ざってしまい、ややこしい事になってしまいます。
一番強いのは、吉方位への引越しです。この引越しは数キロで構いません。
まずは、凶方位先の(A)に引越します。これは避けられないものと仮定します。
そして、(A)に60日以上宿泊した後、(A)から見て吉方位となる場所(B)に引越します。
これで凶方位の影響を最低限に抑え、吉方位の影響力を強めることができます。
引越しではなく、吉方旅行で緩和する場合は、出来る限り遠くへ、長期に移動します。移動距離などで運気が変わるので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。吉方位への旅行で得られる効果について詳しく解説しています。
距離や滞在時間で運気が大きく変わる!吉方位への旅行で得られる効果
緩和策2|方位除け・八方除け
方位除け・八方除けは、神社やお寺でおなじみの方もいらっしゃると思います。お祓いやご祈祷をしてもらうことで、凶方位の災いを避ける効果が期待できます。吉方旅行や引越しができないときは、方位除け・八方除けで災いから守ってもらいましょう。
事前に予約が必要な場合もあるので、各神社やお寺の公式サイトなどでご確認ください。
緩和策3|移動距離と滞在時間を減らす
特に旅行の時に使う方法です。暗剣殺に限らず、凶方位へ行動する際は、出来るだけ移動距離と滞在時間を減らすようにします。
例えば、2泊の旅行になるところを、夜行バスや寝台特急を使って1泊にする。旅行初日の23:00以降に部屋を出て、1泊分の影響を減らす。宿を少しでも自宅に近い場所にとるなどです。
ただ、これも出来る範囲で行います。寝台特急や深夜バスの予約が取れるかどうかわかりませんし、予定通りいくかもはっきり言えません。また、深夜バスのせいで疲れがたまり、病気になる場合もあるでしょう。東京ー博多間の14時間移動する深夜バスに乗るかと言われたら、ちょっと二の足を踏むのではないでしょうか。水曜どうでしょうの大ファンの松平兼幸としては、乗ってみたい気もありますが・・・
それはさておき、凶方位への宿泊がどうしても避けられない場合は、滞在時間をできるだけ短くし、目的を済ませたら早めに移動することがポイントです。
緩和策4|凶方位に行く場合の「心構え」をとる
ここまで凶方位はいかないほうが良い、避けた方が良いと言ってきた人が言うのはおかしいのですが、そもそも凶方位に行く時は
「それがどうした!」
と考えるずぶとさが必要です。
凶方位に行くことでトラブルが起こりやすくなるでしょう。しかし、反省すべきところは反省し、そのうえで前を向き、笑って次に進むメンタルを持っている人ならば、凶方位の影響を受けたとしても、対応することができるのです。
一番いけないのは、凶方位に行ったことにより、負のスパイラルに陥ってしまう事です。このスパイラルから外れるために、吉方旅行や引越し、方違え、方位除けなどがあります。
なので、まずは「それがどうした!」「来るなら来い!」という心の準備ができていると、凶方位が出てきても大丈夫になり、凶方位の影響を和らげる大きな支えになります。
代替案1|移動先(宿泊地)を変える
代替案として真っ先に上がるのは「移動先(宿泊地)を変える」という方法です。
これは、「方位学の影響は宿泊地で決まる」という特性をつかった方法です。なお、前提として、変更した宿泊地が吉方位、または普通方位であることが必要です。
実例として松平兼幸の例を挙げると、横浜から大阪へ移動する場合、大阪のほとんどは「西」になり、和歌山までいくと「西南」になります。
そして、西が凶方位で、西南が吉方位である場合、宿泊地を和歌山(和歌山駅)のホテルにします。
昼間は大阪や京都に移動し、仕事や用事を行いますが、寝泊まりするホテルは西南の和歌山にして、吉方旅行に行ったという事にするのです。
大阪ー和歌山間は「特急くろしお」が走っており、良くこれを使っていました。
このように、移動先(宿泊地)を変えて、凶方位を避けるという代替案があります。
代替案2|移動日を変える
次の代替案として出てくるのは、なかなか難易度が高いのですが「移動日を変える」という方法です。
この代替案が使えるのは「年が変わったら吉になる」とか「月が替わったら吉になる」という場合に使います。
例えば「26年7月の東は暗剣殺だけど、8月になったら違うから、旅行は8月にしよう」という場合です。
これが、どちらの場合も凶方位だったら使えません。どちらかが吉の場合に、移動を早めたり、遅くしたりして、吉方位で移動するようにする方法です。
最も大事な事 日常の心構えとトラブルを未然に防ぐ慎重な行動
暗剣殺を意識する時期は、特別な対策だけでなく、日常の振る舞いを整えることも大切です。
約束や契約内容をよく確認する、感情に任せて決めない、無理な予定を詰め込みすぎないといった基本姿勢が、思わぬ行き違いを防ぎやすくします。
小さな違和感を放置せず、早めに相談や確認を重ねることも有効でしょう。
体調管理や金銭管理を後回しにしない、連絡事項を曖昧にしないといった地道な心がけも乱れを抑える助けになります。
大きな災厄だけを恐れるのではなく、日々の油断を減らす意識を持つことが、対人面や金銭面のトラブル回避につながりやすくなります。
発生の考え方を知っておくと、ただ凶方位として怖がるのではなく、年ごとの判断や日常の行動計画にも落ち着いて活かしやすくなるでしょう
仕組みを先に押さえておくと、方位盤を見たときにも迷いにくく、毎年の変化を落ち着いて読み取りやすくなるはずです。
九星気学や暗剣殺に関するQ&A
暗剣殺や五黄殺など、凶方位の言葉は「殺」の印象が強いため、そのまま受け取ると不安が大きくなってしまいます。
また、九星気学をはじめとする占術で使われる用語は、普段聞きなれないものが多いため、他の用語と混同してしまったりしやすく、それが不安をまた増幅させてしまいます。
ここでは、他の用語との違いや、年の切り替わりの考え方を解説します。
用語や考え方を整理しておくと、不安にならず、正しく考える事が出来ると思います。
Q・暗剣殺と八方塞がりの違いは何ですか?
暗剣殺はこれまで解説した通り「五黄土星の180度反対の方位」の事です。これが「移動先」だったり「九星気学鑑定」などを行う時に、意味を持ってきます。
そして八方塞がりとは、この「九星気学鑑定」をする時に出てくる言葉です。
神社やお寺に初詣に行ったとき、厄年などと並んで
「今年〇〇は八方ふさがり・・・」と書かれているのを見た人もいらっしゃるのではないでしょうか。
このように八方塞がりとは「九星気学鑑定」をする時に使われる言葉で、その年や月の、ある人の運気の状態を指す言葉として用いられており、特定の一方向だけを示すものではありません。八方塞がりについての詳しい解説は、また別の記事で解説したいと思います。
つまり、暗剣殺は「移動する時」に出てくる言葉であり、八方塞がりは「1年や1月の運気」について表す言葉です。
どちらも注意を促す語ではあるものの、見ている対象は同じではありません。
似た印象で受け取られやすいため、何に注意を向ける概念なのかを分けて理解しておくことが大切です。
Q・節分の方角や今年の干支によって運勢は変わりますか?
はい、運気は変わります。
詳しくお話しすると、それこそ1冊の書籍になってしまいますので、例として2026年の年運でお答えいたします。
節分の方角の正反対が「歳破」と呼ばれます。この場合、そちらの方位の持つ「悪い面」が起こりやすくなってしまうため、移動の場合は凶方位。年運で見る場合は、歳破のある方位と九星が悪い気を持つと言われます。
26年の年運で見ると、歳破があるのは北方位。なので26年は北に移動するのは、前述の暗剣殺も混ざって大凶となります。
北に六白がある場合は「六白関係の運気に北の影響と、暗剣殺の影響が出る。かつ26年は歳破の影響も出る」と判断され、正直あまり良い運気とは言えません。
こういう場合、六白金星生まれの人は無理をして行動すると体調を崩しやすいので、あまり無理をせず、体調を管理しながら活動する事がおすすめです。
詳しくは、
【2026年】六白金星の運勢は?吉方位はどこ?基本性格や令和8年の運勢について
をご覧ください。
干支については、細かく個人の質問に対して鑑定する場合に使用します。そのほか四柱推命など、他の占術で使用します。
Q・暗剣殺は怖いだけの方位ですか?
いいえ、怖いだけの方位ではありません。
むしろ、凶方位に行くことにより、自分の悪い所を明らかにすることができます。それは辛い事ですが、ご自身の成長のためには必要な事です。
水野南北という江戸時代の人相家は
「どんなに幸運の相をしていても、運を悪くする生き方をしているとダメになる。逆に、とてつもない凶の相をしていても、生き方次第で幸福を得られる」
と言っています。
これは凶方位全てに通じている言葉だと思います。暗剣殺という凶方位に移動したとしても、その辛さに膝を屈せず、時にはお休みしながら、運気を立て直していければ「災い転じて福となす」となるでしょう。
まとめ:暗剣殺の意味を知り安心して過ごすために
いかがでしたでしょうか。暗剣殺とは、
自分に原因がないにも関わらず、予期せぬトラブルや問題が起こりやすくなる凶方位です。
人間関係の行き違いや、金銭的な損失、計画のズレなど、「なぜこうなったのか分からない」と感じる出来事が起こりやすいのが特徴です。
しかし、暗剣殺は決して「怖いだけの方位」ではありません。
暗剣殺の注意点をご覧いただき、確認や記録を徹底し、重要な決断ほど慎重に行うようにすれば、トラブルを未然に防ぎ、影響を最小限に抑えることができます。
また、宿泊地や移動日を調整するなど、行動の工夫によって回避・軽減することも可能です。
暗剣殺の仕組みを正しく理解し、日々の行動を丁寧に整えていくことで、不安に振り回されるのではなく、落ち着いて運気と向き合えるようになります。
👉 「気をつけるべきポイントを知ること」それ自体が、すでに開運への一歩です。
(監修 松平兼幸)





