九星気学で一白水星の生まれだとわかったけれど、吉方位や開運方法がわからない……と悩んでいませんか。
九星気学は本命星別に吉方位や凶方位が異なるため、診断した上で自身に最適な方角を知ることが大切です。
ここでは、一白水星の人はどんな運気を持っているのか。26年の運勢は? 開運方法は? 他の九星との相性は? などなど、沢山の情報をご紹介します。
一白水星のあなたにぴったりの吉方位や、2026年度の運勢を知りたい方は必見です。
九星気学の一白水星とは?
一白水性は九星気学のなかで「水」の属性をもつ星です。水は「癒しの水」というように、「癒し・水・養う」という象意を持っています。
本記事で解説する一白水星生まれとなる人は、西暦1945年、1954年、1963年、1972年、1981年、1990年、1999年、2008年、2017年生まれの人になります。
注意! 九星気学では1年の始まりは2月の立春になります。そのため、1月1日〜2月3日(立春)の間が誕生日の方は前年を生まれた年として換算してください。
例えば、1990年1月30日生まれの人は、立春前の生まれなので、九星気学では1989年生まれの二黒土星となります。
なので26年1月中の吉方旅行をお調べになる場合は、前年の吉方位をお調べください。
【令和7年最新版】一白水星の吉方位はどこ?基本性格や2025年の運勢について
一白水星の基本性格
器の形に合わせて形を変えて、自らが汚れても物質を綺麗にする水を象意にもつ一白水星の人は、物腰が柔らかで、柔軟性を持った思考をする、とても優しい人です。
仕事面では臨機応変な対応に長けており、人当たりもよく、コミュニケーションも得意です。
ですが、水は集まれば大河となり、洪水となり、海となるように、一度怒れば手が付けられないほどの情熱を秘め、他に劣らないこだわりをもっています。九星の中でも、怒ったら一番怖い人は一白水星でしょう。
冷たい水のような冷静さと、お風呂のような暖かさと、洪水のような恐ろしさのどれが表に出せるかを自由にできるようにすると、才能と運気が伸びていくでしょう。
一白水星の吉方位と凶方位
吉方位とは「自分の本命星と相性の良い星がある方位」を意味します。
この星は毎年、毎月、毎日ごとに変わっているので、必ずこの方角が吉方位になるという事はないので、注意してください。
一白水星の相性の良い九星は以下の通りです。
三碧木星、四緑木星、六白金星、七赤金星
そして凶方位とは「誰にとっても悪い方位」と「自分だけに相性が悪い方位」があります。
相性が悪い九星が入っている場合も凶方位とする説がありますが、正しくは「自分に直接的に変化を促す運気を得る」方位なので、一概に凶とは言えません。
誰にとっても悪い方位と、自分だけに相性が悪い方位は以下の通りです。
凶方位:「五黄土星がある方位」「五黄土星の正反対にある方位」「二黒土星がある方位」「二黒土星の正反対にある方位」「『破』が入っている方位」「定位対冲(北に九紫火星、南に一白水星が入っている場合)」
上記の方角を基に、毎年毎月毎日の吉方位は変化していきます。そのため毎年決まった方角が吉方位ではないということを覚えておきましょう。
こちらの記事では、吉方位の調べ方について詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
【2025年最新版】吉方位を徹底解説!吉方旅行の方法や注意点
凶方位についてはこちらの記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
【九星気学・方位学】凶方位ってなに? 調べ方や凶方位に行った場合の対策をご紹介
一白水星の2026年吉方位
2026年の一白水星の吉方位は「北東」「南西」「西」の三つです。
注意! 九星気学では1年の始まりは2月の立春になります。そのため、1月1日〜2月3日(立春)の間は、まだ2025年の運気となります。
なので26年1月中の吉方旅行をお調べになる場合は、前年の吉方位をお調べください。
【令和7年最新版】一白水星の吉方位はどこ?基本性格や2025年の運勢について
北東の吉方位効果
北東の象意は「山・高くなる・復活する」で、八白土星と同じです。こちらに「整う・信用・長い」などの意味がある四緑木星が加わると、「着実な成長」が出来る環境になったり、持久力がついてくるでしょう。
「整う・信用・長い」などの意味がある四緑木星が回っています。四緑木星は「風」の象意があります。「風のうわさ」「風の便り」と言われるように、「遠くの事を近くに持ってくる」という事から、「整う・信用」が。長い距離を動いてくるから「長い」という事になります。
風で運ばれるもののサイズは小さいです。しかし、そんな小さい事が積もり積もれば山となります。少しずつ信用を得て、確実に成果を上げ、大きな山となって定評を得るようになるのがこの組み合わせです。
ですので、仕事でも学業でも恋愛でも、全てにおいて「着実な成長」がキーワードになります。
詳しくは松平兼幸の方位解説をご覧ください。
北東+四緑木星は「着実な成長」の吉方位!東北+四緑木星の効果と注意点
一白水星の人は水の象意の持ち主で、人を癒してあげたり、受け入れる力があり、とても優しい性格の人が多いです。
そんな水ですが、何かを動かしたりするには、水の力だけでは動かせません。高い所から落ちたり、高圧で飛び出ることで、物を動かしたり、切ったりすることができます。
そして北東の吉方位効果は、水に変化の力を与えるもの。何か新しい自分になりたい。組織や社会を変えたいと思っているが、なかなか踏ん切りがつかない、という一白水星にとって、2026年の北東の吉方位効果はお勧めです。
そして、北東が「月盤も吉方位になる月」は「9月」「10月」です。
月盤は吉ではないけれども、3泊4日以上の旅行だったら吉となる月は「4月」「5月」「27年1月」です。
これ以外の月だと、北東は月盤が凶方位になってしまいます。年盤は吉なのですが、月盤が凶方位となってしまうと、やはり悪いことが起こってしまいます。選べるのであれば吉となる月、難しければ吉でも凶でもない月に吉方旅行をなさってください。
また、ご自宅から見てどこが北になるのかは、吉方位検索システムでお調べください。
南西の吉方位効果
南西の象意は「大地・母・勤勉」で、二黒土星と同じです。こちらに、今年の年盤は七赤金星が回っています。
七赤金星は「悦ぶ・結婚・集まる」などの意味があります。この二つが合わさると、「相互理解が深まる」方位になるでしょう。
七赤金星には上記の象意以外に「賑わう・話す・笑う」という象意もあります。人々が集まって、話して、笑いあって、悦びが生まれ、結婚に至るという事です。
それが南西=二黒土星と関わるとどうなるか。南西は「受け入れる」という象意があります。母なる大地は多くの種を受け入れます。なので、皆さんの「お話し」を相手が受け入れてくれる。または、皆さんが相手の話を受け入れられるようになります。
そうなると、相互理解が進みます。「ああ、この人はこういう意味で言っているんだ」「悪気はないんだな」「なるほどそういう見方もあるか」と、旅行前だったらイラっとしてしまいそうなことでもうけいれられるようになり、穏やかな日常になるでしょう。
具体的には、プレゼンテーションなど、お話しする事が得意になって来るでしょう。それと共に、社交的にもなります。
詳しくは松平兼幸の方位解説をご覧ください。
南西+七赤金星は「殻を破る」吉方位!南西+七赤金星の効果と注意点
器の形に応じて姿を変える水のような一白水星は、相手に合わせるのが得意という長所がある一方、逆になかなか形にまとまらない。留まれないという短所に変わる時があります。
それが南西の土のエネルギーをとると「自分から自分の好みの形」に固まることができるでしょう。自分でも不思議に落ち着けて、イライラとか不安が解消される運気の組み合わせです。
そんな南西が「月盤も吉方位になる月」は「4月」「9月」「10月」です。
月盤は吉ではないけれども、3泊4日以上の旅行だったら吉となる月は「5月」「7月」です。
これ以外の月だと、南西は、月盤が凶方位になってしまいます。年盤は吉なのですが、月盤が凶方位となってしまうと、やはり悪いことが起こってしまいます。選べるのであれば吉となる月、難しければ吉でも凶でもない月に吉方旅行をなさってください。
また、ご自宅から見てどこが北東になるのかは、吉方位検索システムでお調べください。
西
西の方位は方位学では「七赤金星」と同じ象意を持ちます。易では「兌(だ)☱」に当たり「沢」の象意を持ちます。
西の方位は、宴会・恋愛・楽しいこと・引退などの意味があります。西へ旅行をすると楽しいことが増え趣味が充実する、仕事以外の人間関係が広がるなどの効果があります。
特に強いのは金運で、小売業など、何かを販売する仕事の方にはお勧めです。それ以外の人でも「自分の仕事の成果を適切に評価して、買い取ってくれる」という形で、金運はアップしますからご安心ください。
そんな西に今年は「三碧木星」が入っています。三碧木星は「情報・決断・新規」という象意があり、商売運や学業運、企業運が強くなります。
この二つが合わさるとどんな吉方位効果となるかは、詳しい解説をご覧ください。
西+三碧木星は「大盛況」の吉方位!西+三碧木星の効果と注意点
優しい代わりに、自己主張がそれほど得意ではない傾向が一白水星の人にはあります。西と三碧木星はこの足りないところを上手に埋めてくれて、楽しく毎日を過ごすコツを一白水星に与えてくれるでしょう。
そして、西が「月盤も吉方位になる月」は「5月」「6月」「8月」「9月」「26年1月」です。
月盤は吉ではないけれども、3泊4日以上の旅行だったら吉となる月は「4月」「10月」です。
これ以外の月だと、西は月盤が凶方位になってしまいます。年盤は吉なのですが、月盤が凶方位となってしまうと、やはり悪いことが起こってしまいます。選べるのであれば吉となる月、難しければ吉でも凶でもない月に吉方旅行をなさってください。
また、ご自宅から見てどこが南になるのかは、吉方位検索システムでお調べください。
注意! 180度反対の吉方位に行くのはダメ!
ここで注意です。吉方位は基本何度行ってもいいのですが、唯一
「180度反対の吉方位に行く」
のだけはお勧めできません。
理由は、吉方位の効果が打ち消しあってしまって、少なくなってしまうからです。
一白水星の場合、2026年は「北東」と「南西」が吉方位なので、どちらか片方の吉方位を取ったら、正反対の吉方位に行くと、効果が少なくなってしまいます。
運が悪くなるという事ではないので、絶対に行ってはいけないという事ではありません。もし2回以上旅行に行けるお金と時間の余裕があるなら、正反対の方位に行くと「もったいない」ので、おすすめできないというわけです。
なお、1年過ぎれば正反対の吉方位に行っても大丈夫です。一生正反対に行けないという事ではないので、こちらもご安心ください。
吉方位を調べた後はどうすればいいの?おすすめの楽しみ方と凶方位で過ごす対策方法を徹底解説!
一白水星の2026年の運勢と開運方法
2025年の一白水星の方の運勢は「内側を守るのが吉の年」の年に当たります。
ここでいう「内側」とは「現在行っている仕事・習い事・生活習慣を『継続・発展』させるために見直しをして、手直しをすること」になります。
今年、一白水星は調子は良いのですが、先走ってしまって、周りがついてこれないという運気があります。
仕事で「こうやった方が上手くいくのに」というアイディアは浮かぶのだけれども、同僚や上司、部下などがなかなか自分と同じように考えてくれない。気持ちが先走ってしまってトラブルが起きる・・・という事が起こりやすい年なのです。
これが、新規事業の立ち上げとか、新企画を実行するなどのケースで出ると、かなりつらい結果になってしまいます。それよりは、一白水星一人でもやりようがある「内側の修正」に力を使った方が、効率的と言えます。
勿論、内側を整えた結果、十二分に力が溜まったから、新しい事を始めよう、というならばOKです。周りがついてこないのに外に向かって拡張する、というケースに気を付けてください。
これを踏まえた、仕事運や金運、恋愛運に開運アドバイスは、松平兼幸のオンラインサロンや、Youtube、そして別のブログで解説いたしますので、是非こちらをご覧ください。
(更新時では収録中です。作成出来たらここに更新しますので、もうしばらくお待ちください)
一白水星と九星ごとの相性
ここからは、一白水星と他の星との相性について紹介します。
なお、実際には更に細かく相性を見る事が出来ます。もし相性占いを希望される場合は、松平兼幸の九星気学鑑定をお申し込みください。
一白水星との相性
お互いに「水」属性をもつため、距離感が分かりやすく、仲良くなりやすいです。距離感が違う場合でも、互いを尊重し合い、良い関係をつくれます。
二黒土星との相性
同じことを見ても、違った角度で物事をとらえることが多いです。一白水星の意見を二黒土星が吸収し、活かしていくようにしたら良い関係になれます。
逆に、二黒土星が一白水星の意見を聞きすぎてしまって
「私(二黒土星)の考えをあの人(一白水星)は聞いてくれない」
と思考を押し付けられるように感じてしまうと、窮屈さを感じてしまい、悪くなってしまいます。
二黒土星の意見も話してもらうようにして、違った感性を楽しむように心がけると吉です。
三碧木星との相性
三碧木星の人が欲していることを一白水星が話し、話を聞いた三碧木星がもっとしゃべる・・・となるので、お互いに遠慮なく話が出来る良い関係です。
どちらも話をするのですが、比較的に一白水星の人が聞き手になりやすいです。相性は非常によく、友達としても恋人としても、賑やかで楽しい関係になるでしょう。
四緑木星との相性
四緑木星から刺激を受けて、一白水星の気持ちが良くなり、どんどん話がはずんだり、一緒に行動したりできる良い関係です。
四緑木星からの刺激が心地よくなく、苛立つようになってきたら、どちらかが疲れている証拠。一人になる時間を作り、距離と時間をおけば元通りの関係になれるでしょう。
五黄土星との相性
五黄土星とは、理解しあうまでにワンクッションが必要です。一白水星の理想とする、ゆったりしたマイペースの行動を、五黄土星はさえぎってきます。
さえぎられる理由の多くは、五黄土星にとって「こうした方が効率的だし合理的だし、私の好みに合うからこうしてくれ」という意見表明です。一白水星のあなたに対して悪気はありません。ただ
「こうした方が上手くいくのに、なんでこの人はしないんだろう。教えてあげよう」
と考えているのです。この呼吸をつかむのに、短期間でできる場合もありますが、多くは時間がかかります。
なので、短期間で仲良くなろうとするのではなく、長期的に、ゆっくりと関係を築いていくようにすれば、お互いのことを理解できます。
六白金星との相性
頼りがいのある人と感じやすいです。一白水星が一目置いていて、悩み事を相談するときに思い浮かびやすい人です。良い影響を与え合い、信頼できる相手になります。
七赤金星との相性
非常に良い関係です。距離感が初めはよくなくても、話していくうちに打ち解けられます。
七赤金星の人が積極的に話しかけてきたり、行動を引っ張ってくれるでしょう。もし相手の七赤金星が皮肉屋だったとしても、その皮肉にはきちんとした理屈があり、単なる悪口でないことを一白水星が見抜き、上手く共感することができ、信頼が高まっていくでしょう。
八白土星との相性
どちらかというと、八白土星の人がブレーキ役になりやすいです。この「ブレーキ役」を「邪魔」ととらえると相性は悪いのですが「リスクに気づかせてくれる」と考えれば、良い関係を築けます。
九紫火星との相性
「火と水」の例えもあるように、性格が真逆の可能性が高いです。しかし、水を温めてくれるのは「火」しかありません。間に土や金を入れて、上手く火のエネルギーを受け取りましょう。そうすれば、水が温まってお湯になって、人々の役に立つ可能性を増やしてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では九星気学における「一白水星」の2026年の運勢や吉方位や凶方位についてご紹介しました。
2026年は「内側を守るのが吉の年」で、悪いと言えば悪いのが今年です。外に向かうのはあまりお勧めできず、ご自身を成長させるとか、会社を合理化するとか、内側を整える事に力を使うのがお勧めの年です。どうしても外に向かって行動しなければいけない場合は、謙虚と謙譲を胸に、ご自身が現場に立って行動するようにすると、トラブルを避けやすいでしょう。
そのほかの運気については、監修している私、松平兼幸のYoutubeで解説していますので、こちらも合わせてご覧ください~!
現在編集中
更に運気をアップさせるには、吉方旅行、引っ越しがお勧めです。一白水星の今年の吉方位は「北東」と「南西」と「西」の三つです。金運アップには西、安らぎを求めるなら南西がお勧めです。
吉方位は年や月毎に変化をしますので、正しい方位を把握することがとても重要です。手軽に吉方位を知りたい方は、吉方位検索システムがおすすめです。
会員登録をして住所と生年月日を入力するだけで、ご自分の吉方位がすぐにわかります。旅行や引っ越しの際に役立てることができますので、ぜひ活用してください。
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