今回は、2022年11月8日~2022年12月6日までの各吉方位の解説です。
今年の年盤中宮は「五黄土星」で寅年です。そのため「東北・大歳」「西南・歳破」です。
凶方位となるのは、五黄土星が回っている方位と、その正反対の方位と、干支の正反対の方位=歳破なのですが、今年は中宮に五黄があるので、年盤の凶方位は少なくなります。(注:ちなみに、自宅にとどまっていると五黄殺の凶方位の影響を受けるという事はありませんので、ご安心ください)
そのため、今年一年間、誰にとっても凶方位となる方位は歳破の「西南」のみとなります。
残りの七方位が、お生まれの星によって、吉方位になったり、凶方位になったりします。
これに月々の方位が加わる事によって、凶方位が増えたり、吉方位の影響が倍増したりします。
大歳について
大歳は「方位の影響を3倍にする」特別なケースです。吉方位であっても凶方位であっても、方位の影響を3倍にするため、吉方位になっている人は是非お取りください。今年は東北が大歳の方位になります。
逆に、凶方位になっている方は、お取りにならないようにしてください。
天道について
天道は「吉方位なら大吉方位に、普通方位なら吉方位に、凶方位なら普通方位・・・とまではいかないが、悪い影響を減らす」という特別なケースです。今月の天道は北になります。
一年を通しての凶方位は、上記のとおりです。そして、今月の月盤は「二黒土星」で「東・天道」「南東・月破」となります。
そのため、月盤において、誰にとっても凶方位となる方位は
- 「北東(月盤:五黄殺)」
- 「南東(月盤:月破)」
- 「南西(月盤:暗剣殺)」
の三方位になります。
年盤と合わせますと、
- 「北東(月盤:五黄殺)」
- 「南東(月盤:月破)」
- 「南西(年盤:歳破 月盤:暗剣殺)」
が、誰にとっても共通の凶方位となります。
ですので、今月吉方位になりえる方位は、残りの
- 「北」
- 「東」
- 「南」
- 「西」
- 「北西」
の五方位となります。しかし、ご自身の九星によっては、この方位も凶方位となる場合があります。詳しくはシステムでご確認ください。赤・黄色が吉方位、無色が普通方位、青色が凶方位となります。
グレーゾーンについて
吉方位でも、隣の方位に近く、吉方位の影響が顕著に出にくい範囲を「グレーゾーン」として、灰色で表示しています。地図をクリック・タップしていただければ、ポップアップが表示され、クリックした場所が吉なのか凶なのか、わかるようになっております。
象意について
各方位、各九星には、それぞれ特徴があります。「北=一白水星」なら「水」がキーワードになって、「水で汚れを清めるから『癒し』」「生命維持には水分は絶対必要。だから命を『養う』もの」。と言うように、色々な意味が含まれています。これらの意味を「象意」と呼びます。象意は沢山ありますので、一つ一つ解説するのは別の機会に回させて頂きます。解説文の中で「象意」と出てきたら、このような意味だとお考え下さい。
それでは、各方位の解説を行います。
北:年盤(一白水星)が吉の方へ 年盤:北 吉方位解説
2022年11月の北が年盤と月盤、両方とも吉方位となる人は、「六白金星」の方のみです。ただ、六白金星の方は今月の北は「本命的殺」という凶方位になってしまいます。それ以外の星の方は、今月の北は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示されます。年盤のみ吉の方は、3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
年盤:「北+一白水星」は「癒し」の方位
北の象意は「癒し・水・養う」で、一白水星と同じです。一白水星は「水」の星があるように、水がかかわってきます。
水は「癒しの水」とか「禊」のように「穢れを洗い流す」力を持っています。
水によって「心と体を潤し、命を養い、身を清める」事が出来ます。精神が落ち着いて、平常心を取り戻していくことができます。平常心を取り戻すことで、今まで遮られてきたご自身本来の魅力が、減少することなく表に出てくるようになります。また、癒しの水を得られるので、魅力を出すためのエネルギーそのものも溜まりだします。
あなたの御魂が、罵声を浴びせられたとか、ストレスで乾いているとか、トラウマで曇っているとかで穢れていたら、それを洗い流してくれるのが一白水星の象意です。
他にも、自分の心が浮ついているという状態の人には、北は精神が落ち着くことが出来るのでおススメです。
これに加えて、仕事運、学業運、恋愛運、金運などの詳しい解説文は、下記リンク先からご覧ください。
北:月盤(七赤金星)が吉の方へ 月盤:北 吉方位解説
2022年11月の北が年盤と月盤、両方とも吉方位となる人は、「六白金星」の方のみです。ただ、六白金星の方は今月の北は「本命的殺」という凶方位になってしまいます。それ以外の星の方は、今月の北は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示されます。年盤のみ吉の方は、3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
月盤:「北+七赤金星」は「欠乏の改善」の方位
北そのものは「癒し・水・養う」で、一白水星と同じです。こちらに「悦ぶ・結婚・集まる」などの意味がある七赤金星が加わると、「欠乏」が改善されるでしょう。
欠乏の改善とは、「何かが足りないから不安定になっている」状態の改善です。心に穴が開いたように、いい話を聞いても満足感を得られないならばその穴がふさがり、心が満たされるでしょう。または器が空っぽで情熱や愛情を持つようなエネルギーがなくなっているならば、北の「癒しの水」が注がれて欠乏が解消されます。
北そのものの象意で体調と精神が整い、物事に立ち向かうエネルギーを得られます。このエネルギーを発揮する場所、機会を七赤金星が提供してくれます。
七赤金星は「悦ぶ・結婚・集まる」という象意を持っています。そのため、多くの人が集まるところに行って、知識や仲間を得て、悩んでいる問題を解決する事が出来るようになるでしょう。
また、恋愛・結婚に非常に良い方位です。
これに加えて、仕事運、学業運、恋愛運、金運などの詳しい解説文は、下記リンク先からご覧ください。
東:年盤(三碧木星)が吉の方へ 年盤:東 吉方位解説
2022年11月の東が年盤と月盤、両方とも吉方位となる人は、「四緑木星」の方のみです。ただ、四緑木星の方は今月の東は「本命的殺」という凶方位になってしまいます。それ以外の星の方は、今月の東は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示されます。年盤のみ吉の方は、3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
「東+三碧木星」は「勇気凛々」の方位
東そのものの象意は三碧木星と同じで、「情報・決断・新規」などの意味があります。東には雷という象意があります。「光を発し、天と地をつなぎ、轟音を響かせる」のが雷です。昔から「閃いた!」とか「天啓を得た!」とか、もしくは「わからなかった事が分かった」時は「雷に打たれたような衝撃」と比喩されるように、知らなかった事が分かるようになります。
まず知識欲が旺盛になります。新しいことを知りたい、知らせたい、始めたいというのを総称して、知識欲と表現しています。知識欲が仕事に向けばキャリアアップや転職に進みますし、自己実現などに向けば習い事や資格試験。相手の気持ちを理解したいとなれば、人情の機微に聡くなるというように、興味が向いたことに対して橋が架かり、新しいルートが開拓されるでしょう。
これらの新しい事を実行するのには、勇気が必要です。どんな才能を持っていても、行動する勇気がなければ発揮する事が出来ません。
「勇気」はいろいろありますが、その中でも「自分の意見を言う」「自分の考えを発表する」という行為に対しての勇気が生まれます。なので「勇気凛々」の方位です。
そして自分の考えを発表する、という行動は、東の吉方位効果を得るためにもお勧めです。東の吉方位にいかれたならば、アウトプットを伴う行動がお勧めです。ご自身の考え、意見を発表する場に恵まれるのも東の象意です。それが強まっているのですから、芸能デビューとかも考えられます。現代ではYoutubeやTikTokなど、誰でもご自身の感性を表現し、発表する場がありますから、これらを商売にしている人にもお勧めです。
これに加えて、仕事運、学業運、恋愛運、金運などの詳しい解説文は、下記リンク先からご覧ください。
東:月盤(八白土星)が吉の方へ 月盤:東 吉方位解説
2022年11月の東が年盤と月盤、両方とも吉方位となる人は、「四緑木星」の方のみです。ただ、四緑木星の方は今月の東は「本命的殺」という凶方位になってしまいます。それ以外の星の方は、今月の東は年盤のみ吉、又は月盤のみ吉となります。この場合、システムでは黄色で表示されます。年盤のみ吉の方は、3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
月盤:「東+九紫火星」は「熱血」の方位
東そのものの象意は三碧木星と同じで、「情報・決断・新規」などの意味があります。こちらに「火・光・光明」という象意をもつ九紫火星が加わると、「熱血」の方位となります。
東には雷という象意があります。「光を発し、天と地をつなぎ、轟音を響かせる」のが雷です。昔から「閃いた!」とか「天啓を得た!」とか、もしくは「わからなかった事が分かった」時は「雷に打たれたような衝撃」と比喩されるように、知らなかった事が分かるようになります。
そして雷が落ちると火が出来ます。火も雷と同様に、光を発して闇を照らし、見えないものを見えるようにしてくれます。雷と違うのは、長期的に光を放ち、かつ熱も与えてくれて、コントロールが出来るところです。
なので、この二つの象意が合わさると、雷のように、一気に行動するスピードと決断力に加え、行動力や解決力というパワーの両方を得る事が出来ます。気力も燃え上がってくるため、「熱血」の方位となります。
現在壁に突き当たっている人にお勧めです。壁は何でも構いません。やる気が出ない。人生の目的・目標が分からない。仕事で成績が上がらない。そもそも天職・適職が分からない。このままでいいのかわからない・・・など、様々な悩みに対して、この方位の組み合わせは効果があります。
これらの「わからない事」とは「隠れている事」です。これらを無くすときは、やはり「隠れている事が表に出る」ことになるので、初めのうちは辛い事が起こるかもしれません。
これに加えて、仕事運、学業運、恋愛運、金運などの詳しい解説文は、下記リンク先からご覧ください。
西:年盤(七赤金星)が吉の方へ 年盤:西 吉方位解説
2022年11月の西が年盤と月盤、両方とも吉方位となる人は「一白水星」の方のみです。それ以外の星の方は、年盤のみ吉だったり、月盤のみ吉だったりになります。この場合、システムでは黄色で表示されます。年盤のみ吉の方は、3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
「西+七赤金星」は「和して喜ぶ」の方位
西そのものの象意は「七赤金星」と同じで、「悦ぶ・結婚・集まる」という象意があります。お祭りのように各地からものが集まり、市が開かれ、悦びがあちこちで生まれ、にぎやかになるという象意です。その為、金運が向上します。また結婚運も大きく向上します。異性との縁が集まってにぎやかになるという事から、結婚の意味があります。
そんな西と七赤金星が合わさると「和して喜ぶ」方位となります。
集まって賑やかになって楽しむので、「和して喜ぶ」です。
これに加えて、仕事運、学業運、恋愛運、金運などの詳しい解説文は、下記リンク先からご覧ください。
西:月盤(四緑木星)が吉の方へ 月盤:西 吉方位解説
2022年11月の西が年盤と月盤、両方とも吉方位となる人は「一白水星」の方のみです。それ以外の星の方は、年盤のみ吉だったり、月盤のみ吉だったりになります。この場合、システムでは黄色で表示されます。年盤のみ吉の方は、3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。
「西+四緑木星」は誠心誠意の方位
西そのものの象意は「七赤金星」と同じで、「悦ぶ・結婚・集まる」という象意があります。こちらに「整う・信用・長い」という四緑木星が加わると、「誠心誠意」の方位となります。
西の「悦び」とは「求めるものが手に入ったり、売りたいものが売れたりして、望みが叶う」という喜びです。商売にも向いていますし、恋愛でも「多くの異性と出会い、気の合う人と仲良くなり、望みが叶う」という意味になります。
この運気に、四緑木星の信用が加わります。元から信用がないと悦びは生まれないのですが、それを助けるようにして信用が加われば、怖いものはありません。
相手と仲良くなり、信用を得て、幸せになる。結婚だけに限らず、多くの人を集め、信用でまとめ、長く続く団体を整えて喜びに至るようになります。そうなるには、誠心誠意、相手の事を思い、尽くす事です。
西+四緑木星の吉方位に行くと、自然とそういう気持ちになります。なので「誠心誠意」の方位となります。
これに加えて、仕事運、学業運、恋愛運、金運などの詳しい解説文は、下記リンク先からご覧ください。
北西:年盤(六白金星)が吉の方へ 月盤:北西 吉方位解説
年盤と月盤、両方とも吉方位となる人は、「一白水星」の方のみです。それ以外の星の方は、年盤のみ吉だったり、月盤のみ吉だったりになります。この場合、システムでは黄色で表示されます。年盤のみ吉の方は、3泊以上しないと、方位の影響が十分に得られませんので、ご注意ください。。
北西+六白金星は「登竜門」の方位
西北そのものの象意は「六白金星」と同じで、「試練・充実・高級」などの意味があります。これが重なっていると、西南+六白金星は「登竜門」の方位となります。
ご自身を成長させるのに持って来いの象意です。自分に喝を入れたいとか、勝負の時がきたとか、一念発起して努力をしようという場合には、この方位組み合わせが一番お勧めです。
西北と六白金星は「艱難汝を玉にす」「逆境は人を賢明にする」という方位ですので、ちょっと他の吉方位とは、文字通り気色が異なります。初めに努力を要求される方位です。努力と言っても、凶方位ならば精神が追いつめられるようなことになるでしょうが、この場合は「努力が認められて、一段階上のレベルの成果を要求される」という事です。
昇進試験を受けるとか、昇進のために資格勉強をするようになったとか、新しい分野に事業拡張するため、そこの責任者に抜擢されるなどのケースです。もしくはご自身が一念発起し、努力を始める事になります。努力の内容は学問でもスポーツでもなんでもあり得ます。
このように、ご自身が一段高いステージに昇るために行動されるようになるため「登竜門」の方位となるのです。
これに加えて、仕事運、学業運、恋愛運、金運などの詳しい解説文は、下記リンク先からご覧ください。
北西:月盤(三碧木星)が吉の方へ 月盤:北西 吉方位解説
「北西+三碧木星」は「新境地を開く」の方位
北西そのものの象意は「六白金星」と同じで、「試練・充実・高級」などの意味があります。こちらに「情報・決断・新規」という象意をもつ三碧木星が加わると、「新境地を開く」の方位となります。
北西と六白金星は「努力が認められて、一段階上のレベルの成果を要求される」方位です。
今までと同じやり方だけでは、上のレベルには行けません。毎日1キロを散歩しても、フルマラソンを走りきれるようにはなりません。少しずつ負荷を強くする事で、能力が高くなります。
この負荷を高める行為は辛いもので、しり込みします。それを三碧木星の「決断」が後押ししてくれることで、今までの自分と違った自分になれるという事で、新境地を開く方位となります。
これに加えて、仕事運、学業運、恋愛運、金運などの詳しい解説文は、下記リンク先からご覧ください。
吉方位まとめ
基本的に吉方位は、すべての運気がアップします。ですので、ご自身が求める象意ではない吉方位しか取れなかったとしても、意味がないという事はありませんので、ご安心ください。
一例として、金運そのものの方位・星は「七赤金星」なのですが、不動産運とか仕事運などは違う方位・星です。それでも、一般的には仕事が上手くいけば金運も上がりますので、間接的に金運はどの方位でも上がることになります。
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